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ドクターK少女  作者: レザレナ
第五話 強豪!名古屋理科大学付属知多高校
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第五話 第十八話 ダイビングスライディング

 次のバッターは友亀だ。ワンアウトだからまだまだいろいろと作戦の立てようはある。どんな感じで打っていくのかがカギだ。

 シューーーバシン! ストライクワン!

 綺麗にストレートが決まった。まだまだ戦う気力は失っていない。油断はできなさそうだ。

 グググっトッ パスッ

 ボール!

海鳳「あのフォークはお前でも打てそうか?」

池之宮「あれは初見で投げられたらきついな。でも一度見れば打てそうだな。」

新天「池之宮は芯をはずしても持っていきそうだよね。」

池之宮「そういうお前こそ見た目が子供の割には、身長もあるし腰の回転は強いわ手首は強いわ。」

 ググッ バスン

 ボールツウ!!

新天「子供みたいってのやめてくれない、コンプレックスだから。」

海鳳「まあ褒めているんだからさ。池之宮も言葉には気をつけようぜ。」

池之宮「しゃあねえなあ。」

 ベンチ内の雰囲気はとてもよさそうだ。この良い雰囲気を保つためには私がしっかり投げることも必要だ。

 キーーン!

 友亀の打った打球はライト後方のフライとなった。これならあの強肩でもタッチアップが出来るだろう。

 パシン!

ベンチ内「ゴーー!!」

 私たちがいっせいに声をかけると由紀は全力疾走でホームに突っ込んでいった。

設楽「うらああああああ!!」

 うわっ、ライトからとてつもない好返球が帰って来た。これはまずい。

亜弓「突っ込んで!!」

 私は大きな声で由紀に叫んだ。

 バシン!

 しかしキャッチャーがすでに待ち構えていた。万事休すだ。

由紀「っと!」

 ピョン

 ゆ、由紀が飛んだ! 上に跳ぶというよりはやや外側によりながらの飛び方だ。

塚和「このっ!」

 キャッチャーがタッチしようとする。

 スッ

 間一髪でかわすと着地と同時に手でホームベースをタッチした。

主審「セーーーーフ!」


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