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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十八話 暑い夏の甲子園の行方
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第十八話 第二十六部 二度目は

武蔵「(今度こそホームランを打ってみせる。そうすれば逆転ができる!)」

 武蔵さんはいたって冷静な表情でバッターボックスに入った。六実さんは大きな声で応援している。サードには桃音さんが守備陣に気合を入れている…。あとは…投手と打者に託すしかない。

葛西「(よし、決め球でしとめる!)」

 シュルルルル

武蔵「(また決め球か。何度も見せられたら!)」

 ギィイイイン!

武蔵「(軌道まるわかりなんだよ!)」

桃音「あっ…。」

 ポーン!

武蔵「っしゃああ!!!」

由紀「おおっ!!」

 由紀がテレビ越しながら立ち上がった。あまりにもすごいバッティングで私も口が開いたままになってしまった。なんてバッティングなんだろうか。決め球をあそこまで確実に叩くなんて…。

葛西「……ふぅ、ツーアウト! ツーアウトだよ!」

 精神面的にはかなり落ち着いているようにも見える…でも…この状況から立ち直ることはできるのだろうか。

葛西「まだ負けないぞ! 試合は終わってないからな!」

桃音「そのいきッス!」

 ピッチャーは自分自身で立ち直らせようとしていた。投手にも意地がある。だからこその気持ちを高ぶらせたのだろう。試合は…最後まで分からない!

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