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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十八話 暑い夏の甲子園の行方
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第十八話 第十一部 誰が止めるのか。

ディア「(アレが二年生か…だが打てる策はあるはずだ。)」

 初球から153キロをたたき出した。速くてノビのある球、そして何よりもこのボールにこめた闘志が尋常でない。生きた球がミットに思い切り届くその様は言葉を失ったほどだった。由紀も黙ってテレビを見ている。誰がこの人の球を打つことができるのだろうか。

 シュゴオオオオ バシン!

 ストライクバッターアウト!

由紀「あ、三振。」

亜弓「あっという間だね…。」

桜「おっけー! ワンアウトだよ!」

瀬棚「ナイスピッチング!」

 周りのチームメイトもそれを支えるように声を掛け合っている。そして何よりも一つ一つの動きがスムーズだ。相当練習をつぎ込んできたのだろう。さすがというか…ものすごいメンバーばかりだ。

 バシーン! ストライクバッターアウト!

 バシーン! ストライクバッターアウト!

 たった…9球で一回の表を切り抜けるなんて…全部三球三振なんて聞いたことない…なんて奪三振能力なのだろうか。

由紀「亜弓も三振なら負けないよね。」

亜弓「いや、そんなことないよ…。」

 相手チームも負けじと声を出してグランドへと走っていった。富良野学院の打撃力はいったいどのようなものなのだろうか…。でも…下位打線であってもどのバッターも他の中堅高校でいう4番バッターというのと同じぐらいなはず。その中でもクリーンナップの人たちは…もっとすごいのだろう。楽しみであり…怖さもある。

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