表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女  作者: レザレナ
第十八話 暑い夏の甲子園の行方
659/835

第十八話 第六部 これからの目標

亜弓「えっ。」

由紀「うそ…。」

 ガサッ

桃音「ストレートばっかりじゃ打たれるよ。さっき桜と勝負していたときもストレート見せてもらったけど、変化球も混ぜていかないとストレートも生かせないわよ。」

亜弓「ストレートを生かすための変化球…。」

桜「そう。それもただ『逃げ』として使う牽制用ではなく、『勝負』として使える変化球があるとさらにピッチングの幅が広がるわよ。」

 私が勝負として使える変化球…それが今必要なもの…。それを手に入れない限りは今後はこの甲子園…いや、地区大会すら勝ち抜いていけないかもしれない。だから…もっともっと…特訓をしなければ!

由紀「亜弓、私達はもっと頑張らないといけないね。」

亜弓「そうだね…先輩たちに負けないぐらい…また勝負するときがあった時は…私が抑えられるぐらい。」

暁美「楽しみにしているよ。私は甲子園で戦えることを楽しみに待っているよ。絶対その時が来るから…。」

 私達はアドバイスと次会う時の言葉を交わして帰り始めた。ものすごく悔しくて…でも大きな目標が出来て。私達がやるべきことが見えてきた気がする。府中先輩たちとのチームはもう出来ない。だけど先輩たちが目指してきたものを私達は同じように目指していかなければならない。甲子園で…優勝して…。最高の舞台へと駆け上がってみせる!


 バシーン! ストライクバッターアウト! ゲームセット!

暁美「っし!」

 私達はテレビを見て試合を観戦した。これでベスト4が決まった…。そして準決勝、富良野学院高校と武士山高校の試合と…そして。御影大松戸高校と関西大阪高校の試合…。

六実「桃音さんと対決が出来てすごく嬉しいです。」

桃音「私もッスよ。六実。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ