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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十八話 暑い夏の甲子園の行方
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第十八話 第五部 ストレートだけでは

桜「ふう…流し打ちギリギリかぁ。」

亜弓「やっぱり……すごいですね。」

 私は桜さんに完全に負けていた。ストレートが…たった一打席で捉えられた。いままでこのようなことは無かったのに…いとも簡単に…。

暁美「ストレートは本当に素晴らしい。けど…武器がそれだけだと。」

 私はその言葉を聴いた瞬間に胸がきつく締められた気がした。そんなことは分かっていると返したい気持ちになった。だけど…返せない。それが事実なのだから…。これからの…目標…。

桃音「面白そうっすね。私も混ぜて欲しいっす。」

由紀「桃音さん!」

 フェンスからいきなり桃音さんがやってきた。ジャージ姿でストレッチしている。隣には暁美さん…バットを用意している。まさか…桃音さんとも対決するのだろうか。

桃音「高校で戦える機会はもう無いからさ、戦おうッス。」

亜弓「は、はい。 お願いします。」

 桃音さんはゆっくりと素振りをしている。だけど…ここから振り出されるバットスイングはとんでもないものだということを知っている。私のストレートで…打ち取れるのだろうか。いや、そうでないといけない。自分のストレートには自信を持たなきゃいけない…!

桃音「お願いしまっす。」

 桃音さんがバッターボックスに入る。大丈夫、私のストレートは!

 シュゴオオオオオオ

桃音「(すごいノビ! でもこれならもって行ける!)」

 ギィイイイイイイン!!!!

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