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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十七話 亜弓対六実 三回戦、御影大松戸高校
639/835

第十七話 第六十一部 最大のピンチ

上野「(よし、頼むぞ。)」

亜弓「ふぅ…。」

 一番の上野にヒットを打たれてしまった。でも落ち着いていかないと…この後も連打を浴びてしまう。だとしても…ストレートでないと打たれる可能性が高い…。

館川「(頼むぞ日高。何かあったら俺たちがマウンドに向かうが…いまのままだと止められないぞ。)」

安芸「お願いします!」

 二番の安芸がバッターボックスに入る。ここからでも…抑えていかなければならない。ワンアウト。アウトは一つとっている。だから…。

友亀「(諦めるなよ。)」

安芸「(バントなら…!)」

 私はセットポジションに入り足を上げる。走らない。ならストレートで!

 シュゴオオオ コツン!

友亀「サード!」

 簡単に送りバントをされてしまった。サードの新天が突っ込んでボールをつかむ。

新天「(セカンドは間に合わない。ファーストだ!)」

 新天はしっかりと体勢を立て直してファーストへと投げる。

 シューーーバシン! アウト!!

淳和「ナイスバント!!」

武蔵「さあ、吉祥寺頼むぞ。」

 ツーアウトランナー二塁。ここでバッターは淳和さん。外野は一点を取られないために前進守備になっている。落ち着いて…落ち着いて!

 シュゴオオオ

淳和「(甘いよ! 落ち着いてないね!)」

 ギィイイン!!

亜弓「あっ!」

 打球はライト前へと飛んでいく。ライトの府中先輩が捕球してホームへと返す。

府中「らあ!」

 シューーー バシン!

 セカンドランナーはホームに突っ込んでこなかった。しかし…ツーアウトランナー一三塁。そして…ここで迎えるバッターは…。

ウグイス嬢「四番、ファースト、勝浦君。」

六実「勝浦さん。」

武蔵「ああ、確実にしとめてくる。」

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