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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十七話 亜弓対六実 三回戦、御影大松戸高校
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第十七話 第五十二部 小細工なし

友亀「(小細工なんて無理だ。ストレートなら望みがある。思いっきりこい!)」

 サインはストレート。しかもここからはサインを出さないともいえるような顔をしていた。私は大きく頷き腕を上げる。思い切り投げて…ストレートで押さえ込むんだ!

 シュゴオオ バシーン!

 ストライクワン!

伊勢「(勢いはまだ残っているか。さすがだ!)」

 私のストレートは構えたミットからは外れてしまったが、勢いはかなりあった。このストレートで押していければ…望みはある。後はバッティングで返してくれる人たちが出てくれれば!

由紀「(亜弓…本当にすごいよ。いままであんなに辛い思いをしてきたのに…今じゃ堂々と投げている。出会ってよかったよ。私ももっと頑張れる気がする。六実さんの球を捉えてみせる!)」

 シュゴオオオ ギィン! ガシャン!

 ファールボール!

伊勢「(球威もある!)」

友亀「(ボール球に手を出してくれた。これはでかい。ここで決めて来い!)」

 ボールを受け取り、ボークにならない程度に腕を上げて投げる体勢に入る。私の武器で…ストレートを!

 シュゴオオオオ ブシィ バシン!

 ストライクバッターアウト!

亜弓「っしゃああ!!!」

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