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ドクターK少女  作者: レザレナ
第五話 強豪!名古屋理科大学付属知多高校
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第五話 第十二部 設楽との対決

 ストライクバッターアウト!

 よし、これで七者連続三振だ。相手の流れは私が断ち切ってみせる。でも次のバッターはそういかなそうだ。八番の設楽が入った。どうしてかはわからないけど彼から何か特別な雰囲気が感じられる。友亀も彼にはクリーンナップより気をつけろといわれた。一筋縄ではいかなかそうなバッターだ。それにしてもなんでこんなバッターが八番に入ってるのだろう。本来ならもっと上のはず…。でも私は思いっきりなげるだけ。目の前に相手がいるんだから!

 シューーー キン!

 ファールボール

 バッターは振り遅れたけれど、いきなり当ててきた。これは相当大変そうだ。

設楽「(なんだ今の球は。バッターボックスに入ってびっくりってやつだ。当てることはできたけど、どうやって打つんだ、これ。)」

由紀「ピッチャー勝ってるよ!」

 そうだ、前に飛ばされなければ良いことだ。たとえ打たれても後ろが守ってくれる。だから私は思いっきり投げるっ!

 シューーーバシン! ボールワン!

友亀「惜しいよ!」

 良いコースかと思ったけれど、外れていた。でも相手は目が追いついていない様子も見える。これなら抑えられる!

 シューーーキン!バシン! ストライクツウ!

 ファールチップ、当てられているけど前にも飛ばされていない。これなら…。サインは全力ストレート。思いっきり…投げ込む!!

 シューーブン バシン!!

 ストライクバッターアウト!

設楽「くそっ。」

亜弓「っし。」

私は軽くガッツポーズをとった。


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