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第十七話 第四十五部 まだ私たちは
由紀「なんでアレを打つのさ…あれも戦法なの…?」
亜弓「うそ…。」
あまりにもありえない攻撃に失点。そして三点目…この重い一点が体にのしかかってくる。そして皆が集まってくる。私は…チームを守ることが出来なかった。私のミスで…こんな…。外野まで私たちの所にやって来る。
池之宮「ドンマイドンマイ。気を取り直していこう。」
卜部「まだ終わっちゃいないよ。」
府中「ああ。勇気を持て。日高のピッチングはまだ負けてはいない。何故なら俺たちがこれから点を入れるからな。」
由紀「私が打って返すよ。このチームの一人として。」
海鳳「俺も負けられないからな。絶対に打つ!」
新天「だから…俺たちがいるから安心して。」
栗山「後ろを信じろ。俺たちがいるんだ。」
友亀「さあ…ここをまずしっかり押さえよう!」
私たちは声をかけあってそれぞれの場所へと移動していった。私が…踏ん張っていけば…問題ない。まだ…皆は負ける気にはなっていない。わたしが…!
対馬「(悪いがここで決めさせてもらう!)」




