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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十七話 亜弓対六実 三回戦、御影大松戸高校
619/835

第十七話 第四十一部 エンドラン&バント

 ギィイイン!

卜部「(逆つかれた!)ちくしょう!」

 卜部先輩は完全にセカンドベースへと向かおうとしていたため、打球に反応することができなかった。そしてライトへと打球が転がっていく。ランナーは走るかどうか見極めている。

府中「(させるか!)」

下野「(無理だ。突っ込んだらアウトだ。)」

 シューーー バシン!

新天「ナイスライト! 日高、ドンマイドンマイ!」

友亀「(変化球を狙われているのか? だとしたらマズいな。)」

 変化球を捉えられてピンチが広がっていく。そしてワンアウト一二塁と広がっていった。空気が重い。何か変な気分だ。次のバッターが入っていく。二番の安芸がバッターボックスに入った。

安芸「(サインはバント。下野、いけるなら本塁こいよ。)」

下野「(おっけ。)」

 私はセットポジションに入り、サインを見る。ストレート、私がこのチームに勝つにはこれしかない…!

 シュッ

安芸「(一発できまってくれ。)」

新天「(バント!)」

 コッ

 バントした打球はサード線上へと転がっていく。サードの新天が素手でつかみ、ファーストへと投げる。

 シュッ

下野「(勝負!)」

 ダッ

栗山「走った!」

 私はハッと振り返る。サードランナーがホームへと全力で走っていく。ボールは池之宮のいるファーストへ向かって…。

 バシン! アウト!

池之宮「させるかっ!」

 シュッ

友亀「なっ!?」

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