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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十五話 甲子園初戦、富山代表の小川山実業水橋高校
512/835

第十五話 第十九部 またもや運悪く

栗山「新天! 続けよ!!」

 池之宮のタイムリーで3対0、二点の勝ち越しを決めることができた。

新天「よし…お願いします!!」

 続くバッターは新天。相手投手も崩れてきそうなこの場面、新天なら良いバッティングをしてくれるはず。

永瀬「(一年に良いように打たれてたまるかよ!)」

 シュッ

新天「(甘い球!)」

緒方「(やばっ!)」

 ギィイイイン

井上「っらああ!」

 バシーーーン!

 ショートがダイビングキャッチで飛びついて捕球した。そしてセカンドにすぐ送球する。

 バシン アウト!

星「ファースト!!」

 バシン! アウトー!

 ゲッツーでアウトになってしまった。なんて固い守りなんだろうか。そして相手にとってみれば投手を助けたプレーになった。

久保「俺たちが守っているからな!」

永瀬「センキュ!」

 新天は悔しそうに戻ってくる。けれどすぐに表情を変えてすぐにグローブを持った。

新天「すまない、次は必ずヒット打つからな。」

亜弓「うん、ありがとう。」

 私はすぐに帽子をかぶってマウンドへ向かっていった。


暁美「この調子なら奪三振は続きそうだね。たぶん5回まで。」

桜「たしかにいままでの傾向を見る限り6回を超えるとコントロールが落ちてきてくるからね。でも球速とノビは変わらないのよね。」

六実「恐ろしい部分でもあるわよね。」

淳和「だとしても弱点であることは変わらないわね。」

瑞華「そういう熱血的なところも良いわよね。」


 次は三回の裏、七番の星からの打順。だからといって手を抜く気がない。だから…最高のピッチングを見せてやる。


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