特別編 社会人野球 都市対抗野球大会のドラフト候補選手たち
ここに書かれることは史実とは全く関係がありません。ご了承ください。 小説内での出来事です。
社会人野球 都市対抗野球大会のドラフト候補選手たち
7月に行われるに行われる都市対抗野球大会のドラフト候補選手を紹介しましょう。
まず投手から見ると、棚橋渉投手、右投げ、25歳「東浜ガス」が大きな有力候補だろう。アンダースローからの強烈な140キロのストレートは相手にとって驚異的な武器となる。また、先発としてのスタミナも豊富で長いイニング数を投げることができることも強みだろう。この珍しい投手はドラフトでも上位に食い込んでくるだろう。
さらには岸本錬太郎投手、右投げ、24歳「JTR全日本電車」も挙げられる。164cmという小柄な体格とは裏腹に150キロ後半のストレートを投げるこの投手は逸材の予感がする。早いだけではなく緩急をつけるためのスローカーブを覚えて防御率も下がった。今年は勝負の年だ。
甲子園で旋風を巻き起こした二選手も活躍が期待される。まず一人が渡辺浩樹投手、右投げ、20歳「流通電気」。身長190m超の身長から繰り出される投球は圧巻。甲子園でも活躍され、ドラフトの目玉となったが試合中の怪我により断念。社会人野球でさらに成長し帰って来た。若いというところもあるので将来性も期待できる。
もう一人が黒澤元治投手、左投げ、25歳「足利産業」だ。甲子園ではまだ未完成の体だったが、社会人になってグングンと成長。今ではMAX153キロをたたき出している。完成された投手が社会人野球で台風の目となるのか。
次に野手。今年は当たり年とも言っても過言ではないだろう。まず超大物として荻原祐平外野手、右投げ左打ち、22歳「足利産業」が挙げられる。尋常ではない肩の持ち主でその肩から繰り出されるレーザービームはメジャーリーグ驚きの送球だ。しかもコントロールもすばらしい。打撃に関しても申し分なく、パワーもすばらしいものを持っている。
他にも大物は数え切れないほどいる。2メートル近い身長でパワーも助っ人外国人と張り合える力を持つ、廣田豪一塁手、左投げ左打ち、28歳「クサハラ」や、韋駄天のごとき走力を持つ村本卓也二塁手、右投げ右打ち、23歳「黒森」もいる。さらには珍しい左投げ二塁手として注目の岩津健太二塁手、左投げ左打ち、22歳「YOKODA」もいる。堀山琢磨遊撃手、右投げ左打ち、27歳「星川運搬」には光るものがある。彼の守備力、足、打撃には何か特別なものがあるようにも思える。
ますます熱くなってきた社会人野球。今年はどんなドラマが待っているのだろうか。