表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女  作者: レザレナ
第十三話 オフ、一年生四人で!
436/835

第十三話 第四部 初!プリクラ!

由紀「ねえ! 次はゲームセンターにいかない?」

真希「うん! …買っちゃった。」

瞳「次着るときが楽しみだね!」

真希「あんまり着ないからね!!」

 真希は恥ずかしい顔を隠しながら歩いていた。そして目の前にはゲームセンターがあった。一番目の前に見えたのはUFOキャッチャー。そしてその奥にはプリクラが置いてあった。よくある光景だった。

亜弓「皆は何やりたいの? 私は…何か落ち着くゲームがいいかな?」

由紀「いや、燃えるゲームがいい!!」

瞳「ね、ねえ。私とるの初めてなんだけど…。」

 そういって瞳が顔を赤らめながら指を差している。私たちは指差す方を向くとそこにはプリクラがあった。

真希「ぷっ、プリクラっ!?」

亜弓「私も初めてだよ…。」

由紀「私だって…。」

 私も含めて全員が照れてしまった。しかし瞳は必至にあの場所へと近づいていく。本当にやるのだろうか。

瞳「で、でも…。怖いもの見たさというか…。試してみたいっていうのあるよね。」

真希「そ、そうよね。確かにやってみたい気持ちは少しある…。」

由紀「いまどきの女の子ってこれやるんでしょ! だったらやろう! やろう!」

 由紀が一生懸命声を出しているが、顔は真っ赤だ。私も少し顔が熱くなってきた。でもやってみたい…。

亜弓「それじゃ…入ろう。」

 私の声にみんなが頷いてプリクラの中へと入っていった。金額は四百円。みんなで百円ずつ出して投入していった。

「色合いを決めてね! 決まったら画面をタッチしよう!」

真希「なにこれなにこれ!!」

 突然女の声が聞こえてきて画面にいくつか案内ボタンがあった。私たちは突然のことに慌てふためいている。

瞳「と、とりあえずオススメって書いてあるからこれ押そう!」

由紀「そうだね! オススメだからハズレることはないよ! えいっ!」

 ピッ

「形を決めてね!」

亜弓「あ、新しいのが出てきた……えっと、四人だから…これかな。」

 ピッ

「フレームを選んでね!」

瞳「ええい! やけくそよ!!」

 さすがにフレームのところまで来ると何が何だか分からなくなり、みんなが適当にポチポチとボタンを押していった。そしてフレームすべて終わると写真を撮る時間になる。

「ニッコリピース!!」

 にっこりしてピースすればよいのか。私たち全員、顔を赤らめながら言われた通りに写真を撮っていった。

 パシャ パシャ………

「お疲れ様! 落書きコーナーに移動してね!!」

由紀「お、終わったのね。」

真希「は、恥ずかしかった…。」

 私たちは全員静まり返って落書きコーナーへと移動していった。そして入ると落書きが始まった。そして私たちの写真を見た。

真希「………ぷっ。」

瞳「なにこれ! なにこれっ!」

由紀「面白い!! あはははっ。私たちこんな顔してたの。」

亜弓「は、腹が痛い……わはははっ!!」

 私たちは大爆笑していた。全部の写真が恥ずかしがっていてぎこちない感じだったからだ。こんな自分を見るのが恥ずかしすぎてもう笑えてくるのだ。なんだかんだでこれは楽しいかも…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ