第十三話 第三部 洋服を買いに行こう。
真希「うわ…。」
真希が思わず声を上げた。そこはとてつもなくでかく、広々としている光景だった。しかも人もたくさんいる。なんという所だ。
瞳「すごいね……。よし、たくさん遊ぼう!」
由紀「そうだね! いこういこう!」
三人がやや小走りになって店の中に入っていく。私はそれを追いかけるように走った。瞳も真希も元気なのはわかるけど昨日の試合があったのにもかかわらず由紀も元気でいる。なんという体力なのだろうか。
亜弓「まってよ三人とも!!」
私は走った。そして追いつくとたくさんのお店が並んでいるところに出た。映画館もあればゲームセンターもある。もちろんながら服屋も食事できるところも。珍しいお店まである。
瞳「さて! 早く服見ないと!」
由紀「だねだね!」
真希「ちょっとまって。早すぎない?」
何か真希が焦っている。そうか、さすがにこんな人がたくさんいる中でかわいらしい服を着るのは苦手なのか。ちょっと由紀に似てるかもしれない。
亜弓「でも真希ちゃんには似合うよ! いこう!」
真希「あっ、ちょっとまって!」
そういって私たちは真希を引っ張るようにお店の中へと入っていった。そのお店の中にはいろんな種類の服がおいてあった。でも比較的かわいらしい服が多くおいてある。
亜弓「真希ちゃんって私より身長大きいからちょっと探すの大変だね。」
由紀「そんなことないと思うよ。ほら、こういうのだってあるし…。」
瞳「ねえねえ! これなんてどう?」
瞳が持ち出したのはピンク色でいかにも女の子って感じの服だった。真希には合うかもしれない。
真希「いやいや、絶対そんなの似合わないよ!」
瞳「そんなことないよ。由紀、着させなくてもいいから前に合わせてくれる?」
由紀「はいよー!」
由紀は服を持って鏡の前へと真希を移動させ、服の前にかざした。
由紀「ほら、似合ってるじゃん!」
真希「でも…こんなフリフリのなんて。」
亜弓「いや、すっごい似合っているよ! ほら、かわいらしさが出てる。」
瞳「バッチリだね。私ってもしかしてファッションセンスあるのかも…。」
そういうと真希は私たちの渡した服を持った。
真希「ちょっと…更衣室行ってくる。」
そういって小走りに更衣室へと移動した。そして入るとすぐに扉を閉めた。なんだか新鮮だなぁ。
それにしてもなんだかすごいな。こんなすごい人たちと買い物ができるなんて思ってもいなかった。しかもかわいいし。由紀も瞳も真希もレベル高いからなぁ…。というより、学校の人たちほとんどレベル高いように思える。気のせいじゃないはず。
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