表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女  作者: レザレナ
第十二話 いざ、決勝へ! 対 東光大付属越谷高校
429/835

第十二話 第六十一部 椎葉姉妹と巴美羽

佐奈「二人とも、すごいセンスの持ち主ね。」

亜弓「いやいやいや、そんなことないですよ。」

由紀「えへへ。バッティングなら負ける気がしません!!」

 由紀は強気だなぁ。よく自信持って言える、すごいや。それにしても…大きい。佐奈さんは170あるって聞いたけどこんなに大きく見えるとは…。真菜さんはヒールはいているけど高いものではない。元が176あるらしいから本当に大きく見える。そして細いしきれいだしスタイル良いし!

亜弓「でもなんでお二方がここに?」

真菜「女性選手が活躍しているって聞いてね。大会中に出ている人は何人かいたけど、見れる機会があるのはここしかないかなって。」

佐奈「昨日も見たの。亜弓ちゃんは綺麗な回転のストレート。しかも伸びておまけに出にくいフォーム。どうやって身につけてきたかはわからないけど相当な努力で手に入れたのね。」

亜弓「そ、そんな…恐縮です。」

佐奈「そして由紀ちゃん。」

由紀「ちゃ、ちゃんは言わないでください!!! 恥ずかしいです!!!!」

佐奈「あら、そうだったの。ごめんごめん。すごいセンス持っているね。」

由紀「あ、ありがとうございます…。」

真菜「いずれは…楽しみにしているよ。」

 そう言い残して二人はかえっていった。後ろ姿を見るとものすごい威圧感というかオーラを感じる。只者には思えない何か…そう、天才のオーラが…。

レナ「本物だ!」

可奈「羽葉さんですか?」

 二人の私服を着た中学生らしき二人が由紀のところにやってきた。

由紀「は、はい。そうですが…。」

レナ「私、アメリカで野球しています、レナ・エプソムです。よろしくお願いシマス! それと…日高さん、よろしくデス!」

亜弓「よ、よろしく。」

 私はあまりの出来事に驚いてしまった。まさか中学生の人に名前を教えてもらえているとは。こんなことってあるのだろうか。

由紀「レナね、よろしく。」

可奈「私、秋葉可奈といいます。羽葉さんのバッティングにすっごい憧れていました。高校は松江学園に入ろうと思っています。よろしくお願いします!!」

 まさかもう来年の入部希望者が来てくれているとは…。由紀は嬉しそうな顔で二人にブイサインを見せる。二人は目を輝かせながら帰っていった。これは…ファンともいえるのだろうか、ものすごく良い後輩を持った気がする。レナと可奈…。覚えていないとね。

 ピリリリリ

由紀「電話、誰だろう……!」

 由紀は携帯を開くと驚いた顔をしてゆっくりと耳にあてた。

?「やっほ! 試合見てたよ。ナイスバッティングだったね。甲子園おめでとう!」

由紀「ありがとう…。あなたはどうなのよ。巴美羽(はみう)。」

巴美羽「私のところはダメ。やっぱりチームがダメだと行けないね。うちが投手で投げて打てば勝てるよ。あ、でも私は内野手だからな。」

 巴美羽? いったい誰なんだろう。

由紀「練習してるの?」

巴美羽「んにゃ、別に。」

由紀「そんなんだから甲子園に行けないんだよ。」

 いきなり由紀が暗い声に変わった。えっ? ええっ!? 通話の中で何が起こっているの!?

巴美羽「よく言うねー。練習してもホームランの打てない貧弱さん。」

由紀「甲子園に出てない人が何を…。」

巴美羽「まあ来年は見ておきなさいよ。今回は素直に応援するから。」

由紀「はぁ……そういうところがあるから憎めないのよね。ありがとう、頑張ってくるよ。」

巴美羽「飽きたから通話きるねー。じゃ!」

由紀「何が飽きたよ!!」

 ブチッ

 最後は仲良く終わるのかなと思ったらまた怒って切った。…いま通話した人は何を言ったのだろうか…。由紀がそれだけ怒るような人なのだろうか…。

亜弓「ねえ、さっきの人って…だれ?」

由紀「来谷里(きやり) 巴美羽(はみう)。私がソフトボール時代に全国代表に選ばれた一人よ。プレーは最高だけど選手としては最悪な人ね。」

 来谷里 巴美羽。いったいどんな人なのだろうか…。気になるし由紀の言動を考えると何かあったのだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ