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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十二話 いざ、決勝へ! 対 東光大付属越谷高校
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第十二話 第五十三部 私も準備を

新天「すみません。」

府中「いや、良い仕事ができたと思っていいぞ。よし、最終回しまっていくぞ!」

 府中先輩の声にあわせて回りの仲間たちが大きな声で叫んだ。グラウンドに出てくる松江学園の選手たちを見る応援団たちは大きな声援を送っていた。

海鳳「よっしゃ!」

友亀「準備万端だな。」

 友亀と海鳳も走ってマウンドとキャッチャーの方へと走っていった。二人の調整は準備万端の様子を見せていた。この調子なら最終回もしっかりと抑えて…甲子園が見えてくるかもしれない。

日下部「日高。お前もキャッチボールしておけ。」

亜弓「わ、私!?」

 私は体をビクッとさせて監督の方を向いた。まさか私の当番まであるのだろうか。いや、そんなことはないはず。

沖田「俺がキャッチャーとして受けるから。投げておけばいつでも準備万端だからな。」

亜弓「わかりました…。」

米倉「元気だせって! 日高なら問題ないよ!」

 私は周りの一押しもあってブルペンへと走っていった。でも海鳳が抑えてくれたら私の出番なんてないはず。

瞳「あ、亜弓。」

真希「本当ね。」

千恵美「なにか声かけたらどうかな?」

恵美「それこそプレッシャーよ。」

美琴「がんばれー!」

恵美「言ってるそばから!?」

 私は声のする方を向くとマネージャーの人たちがいた。瞳も真希も手を振っていた。私はそれに答えるようにすこし微笑んでキャッチボールを始めた。

 バシーーン! バシーン!


 敵ベンチ

富坂「最終回…。みんなあきらめてないだろうな。俺たちはここまでいくつもの試練を乗り越えてきたんだ。ここを勝ってもっと広い世界、甲子園で戦おう!」

近沢「当たり前だろ、三年間のすべてをぶつけてやる。」

早田「俺たちは二年生ですが最後までやりとげてみせます!」

萩「俺のところまで回してください…。そうじゃないと俺!」

木村「まかせろ。俺が先頭出てやるからさ!」

富坂「よし、声出していくぞ! しゃああ!!」

皆「しゃああああ!!」


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