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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十二話 いざ、決勝へ! 対 東光大付属越谷高校
374/835

第十二話 第十九部 強引なバッティング

 シュゴオーーー バシーン!

 ボールスリー

芦毛「ちっ。」

 さっきの当たりを見てだろうか、リズムを崩してワンストライクスリーボールになってしまった。何かプレッシャーでも感じているのだろうか。いや、芦毛先輩の顔色は変わっていない。いたって集中した顔だ。なら…やはりコントロールの問題は改善されてないというのだろうか。

 シュルルルル ブンバシン! ストライクツー!

 あいかわらずスクリューのコントロールはかなり良い。でも多投は禁物、球筋を読まれてしまう。

 シュルルル ギィン!

卜部「あいよ!」

 バシン アウトー!

 セカンドゴロでツーアウトにしとめた。でもこの調子なら問題はなさそうかも知れない。しかし次は三番の富坂だ。

「ねえ、阿湖音って野球をする女の子ってどう思う?」

阿湖音「ふっ、そんなもの誰が何をやろうといいじゃない。この僕だって男物の服を着ているのだから。自由があるからこそこの国は美しい。」

「それは厨二病だからでしょ。」

 ギィン ファールボール!

富坂「(レフトはダメだ、確実に取られる。しかし球がそっちに行くようにのサインばかりきてやがる。無理やりにでもセンターにもっていくしかない。球がどこにくるかがわかればいけることだ!)」

府中「(こいつなら確実にレフトに打ってくる。羽葉の守備範囲はかなり大きいからこれをうまく利用すれば!)」

 シュルルルル

富坂「(いけ、センターに向けてなら!)」

 ギィイイイン!

海鳳「おっと、強引!」

 ボールは綺麗に芦毛先輩の頭上を越えてセンター前のヒットになった。かなり強引に持っていったように見える。もしかするとボールがあらかじめどこに来るかを予測したのだろうか。

三由「芦毛先輩、水分大丈夫かな。汗がすごい。」


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