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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十二話 いざ、決勝へ! 対 東光大付属越谷高校
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第十二話 第十一部 力みすぎと応援追加

池之宮「よっしゃあ!」

府中「ナイス新天! いい判断だ!」

 新天の好プレーによってダブルプレーが取れた。そして一気にツーアウトに変わっていった。このままの流れで次のバッターも抑えていきたい。次のバッターはピッチャーの萩だ。ピッチャーには絶対に打たせてはいけないという言葉を聞いたことがある。さて、ここは抑えていけるのだろうか。

 シュ ググググッ バシン

 ボールワン!

萩「(スクリューはわかれば打てるか…しかし一本に絞るのはかなり厳しいよな。なら来た球をたたくだけだ。)」

 シュゴオオオ ブン! バシーン!

 ストライクワン!

近沢「萩、力んでるぞ!」

萩「いけねっ。」

 バッターは思いっきり振ってきた。けっこういいスイングをしている。でもあの小さな体からどうやって打つのだろうか。

 シュゴオオオ バシーン! ボールツー!

府中「いいよいいよ! 球は来てる!」

 府中先輩の声は良く響くなぁ。グラウンド全体にいきわたる。

 シュッ シュルルルル ブン バシーン!

 ストライクツー!

 良いスクリューが低めに決まる。これで追い込んだ。バッターは集中してバッターを見つめる。

 シュッ シュゴオオオ

萩「しゃ!」

 ブン バシーーン! ストライクバッターアウト!

芦毛「よしっ!」

萩「あれ?」

 空振り三振でスリーアウトチェンジになった。良いストレートが決まっていた。あれは打てないだろう。

萩「すません。力みすぎました。」

富坂「しゃあないよ。変わりにピッチングで良いピッチングを見せてくれ。」

 二回の裏は池之宮からの打順。今回もガツンと一発決めてほしい。

萌「しっかり練習しましたか?」

美和「当たり前じゃない。ついてきなさいよ。」

萌「遅れたらしょうちしませんからね。」

 パパパパパ

亜弓「なにあの応援。」

府中「今日から応援が増えたらしい。特にこれは池之宮専用の曲だとか。」

由紀「プロみたいにすごいね…。」

日下部「というかこの曲はユニコーンの大迷惑じゃねえか。」

深沢「古くて渋いな。」


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