第十二話 第十部 バントの処理
早田「ナイスバッティング!!」
打球はライト方面へと飛んでいった。最初から狙っていたかのようなバッティングだった。仕方ないかもしれないけど、あのスクリューを打ってくるとは…さすが決勝に残っている選手なだけある。
新天「大丈夫ですよ! ゲッツーとって終わりにしましょう!」
新天の声がグラウンドに響く。それに対して皆は気合を入れなおすように声を出し始めた。新天から声を出すなんて珍しい。でもそれがあるからこそ流れを引き戻しにいけるのかもしれない。
府中「さて、どう守っていくか。」
バッターは五番の早田。キャッチャーでバッティングも良いと聞く。甘い球は確実に打たれるだろう。どうやって抑えていくかが、この後の流れにかかわってくるだろう。
芦毛「(バントか…。)」
バントの構えをしている。ランナーはそこそこのリード。これは送りバントをしてくるのだろう。
シュッ
バットは引かない。バントしてくる!
コツン
青野「よし、うまい!」
きれいなゴロが転がっていく。
ガシッ シュッ!!
新天が猛ダッシュで突っ込んできて、セカンドに送球した。
バシン! アウト!!
栗山「まかせろ!」
シュッ!
ショートの栗山が補給してファーストに送球する。ゲッツー取れるか?
バシン!! アウトー!




