特別 全日本大学野球大会の見所とドラフト候補及び日米大学野球大会の候補選手たち
ここに書かれることは史実とは全く関係がありません。ご了承ください。 小説内での出来事です。
全日本大学野球大会の見所とドラフト候補及び日米大学野球大会の候補選手たち
六月に行われる全日本大学野球大会の見所を紹介しましょう。
まずは注目校から。
今大会の注目校はなんと言っても東都地区代表の東光大学の二連覇を制するかどうかだろう。去年のレギュラーメンバー六人が四年生のため、大幅に選手は変わったが去年にも劣らない打撃力は今年も健在だ。二年生からのエース椎葉真菜・投手「4年」は東都リーグでも完全試合を達成し五回目の完全試合とした圧巻のピッチングを見せてくれた。打撃人としても雨宮新太郎・一塁手「4年」が大きな活躍が期待できる。
対抗としては愛知地区代表の愛名大学だ。昨年の秋大会でベスト4を記録、今年のメンバーは去年とほぼ変わらない。全体的に力強くなった印象だ。打撃は長根雄大・外野手「4年」を筆頭に重量打線が続いていく。愛知地区大会からエースとして活躍し始めた森笠渡・投手「2年」にも注目が集まる。
他には関西六大学リーグ代表、日本関西学院大学にも注目したい。守備力に定評があり、エースの橋本雄一郎・投手「4年」の状態も万全の様子。四年ぶりの出場で旋風を巻き起こすか。
そしてもうひとつ挙げるのであれば東京六大学リーグからの代表、日本国立大学だ。実に14年ぶりの出場となった。国立ならではの頭脳プレーなどが光る。虎の子一点を守りきるチームであり、その原動力でキャプテンの堀近哲三・捕手「4年」がチームを支える。そして一番注目するべきはエースの椎葉佐奈・投手「2年」だ。東光大学のエース椎葉真菜の妹である。その球は姉に劣らない球を持っている。姉妹同士の投げ合いが見れるか楽しみだ。
次にドラフト候補、及び日米大学野球大会の選手候補を見てみよう
今年は野手に注目する選手が多く集まっている。昨年優勝を経験している雨宮新太郎・一塁手「東光大学」を筆頭に昨年神宮球場で場外ホームランを打ち、圧倒的パワーを見せ付けた長根雄大・外野手「愛名大学」や国立出身の巧みなリードが光る堀近哲三・捕手、「日本国立大学」などがいる。また、京滋地区代表から確実な守備で魅力な国見鉄二塁手「京都国際経済大学」や四国地区大会で五割打者として注目されている、小金沢岬一塁手「鳴門大学」がいる。
投手としては椎葉真菜・投手「東光大学」が飛びぬけているだろう。完全試合五回という結果を見ると恐ろしい投手だ。複数指名が予想される。他に選ばれるとしたら橋本雄一郎投手「日本関西学院大学」だろう。彼のサイドスローは大きな武器となる。他には早いテンポで相手を押していくタイプの中坪清田・投手「武蔵原大学」やプロ顔負けのフォークボールを持つ福水直道・投手「福岡経済大学」が面白いだろう。
一・二・三年生の日米野球候補選手、将来のドラフト候補としては椎葉真菜・投手「東光大学」の妹、椎葉佐奈・投手「2年・日本国立大学」は間違いなく指名されるだろう。姉にも負けないストレートはすばらしい。ドラフト候補としても複数球団狙うことは間違いないだろう。森笠渡・投手「2年・愛名大学」も面白い。打たせて取るタイプであり、被安打が少ない。これからも大きな成長が期待できそうだ。打者としては柿本卓郎三塁手「3年・流修大学」が光るものを持っている。アベレージヒッターとしてもパワーヒッターとしても活躍できるオールマイティーだ。
今年の大学野球に注目したい。