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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十話 復活の芦毛先輩!準々決勝戦 対東武学院高校
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第十話 第五部 捕手変更

日下部「よし、皆そろっているな。」

 私たちは学校の授業が終わると監督からのお話しがあると言われ、急遽グラウンドに急いで向かうことになった。全員が一体なんの状況なのかが全くわからない。どういうことなんだろうか…。

日下部「それじゃあまず大きなことを一つ言う。明日のメンバーに大きな変更がある。」

皆「ええっ。」

 明日のメンバーに急遽変更? 誰か怪我でもしたのだろうか。いや、ベンチ入りメンバーの人たちは全員そろっている。となると体調?

日下部「ここまでの試合を見てきてだな…。まず、キャッチャーの交代だ。」

友亀「ええっ!?」

 真っ先に口を開いたのは友亀だった。キャッチャーの交代? なんでこんな時期にいきなりなんだろう。

日下部「明日の試合、キャッチャーは府中だ。ライトにはレフトを守っている中山に入ってもらう。そしてレフトだが…。羽葉!」

由紀「はいっ。」

 ゆ、由紀!?

日下部「お前がレフトのスタメンだ。できるか?」

由紀「はい、できます!」

 由紀がスタメン。おめでとう。頑張ってほしいものだ。でも…友亀は…。

友亀「ちょっと待ってください。何故俺はスタメンから外れたのでしょうか?」

 友亀が講義を持ちかけた。それには深沢コーチが入ってきて言った。

深沢「ここまでのリード成績を見てだな。お前と芦毛のバッテリーは防御率が悪い。だから芦毛が投げる試合では府中に受けてもらうことになる。お前とは違って長い付き合いだ。それだからこそできるリードもあるんだ。勝つためだ、ここは我慢だ。」

友亀「……はい。」

 友亀は悔しそうな顔で歯を食いしばっていた。なんて大胆な方法なんだろう…。


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