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ドクターK少女  作者: レザレナ
第八話 家から見守る三回戦
213/835

第八話 第三十一部 投手戦

 サードが飛びつき、打球を捕球した。これはスーパープレーだ! サードが起き上がってファーストに投げる。

 シューーー バシン!

 アウト!!!

徳川「しゃあああ!」

石山「ナイスプレー!」

稲本「今日ついているな!」

上原「よっしゃ! このまま同点にしようぜ!」

 いくら卜部先輩の足でもあのプレーをされたら間に合わない。そしてスリーアウトチェンジになった。

卜部「がああああ、ちくしょう!」

 卜部先輩は悔しがっている。それでもアウトはアウトだ。仕方ない。ここからだ。ここから抑えていけば大丈夫なはず。

芦毛「よっしゃ! しまっていこうぜ!」

 芦毛先輩が自ら声をかけてきた。これなら安心して試合を見れそうだ。

…………

 バシーン ストライクバッターアウト!

 ガキン バシン アウト!!

 その後、投手戦が続いた。六回までヒットは両チームあわせて4本。大きな当たりといえば、海鳳のスリーベースぐらいだろうか。しかしツーアウトで池之宮が打ち上げてしまってチャンスは消えてしまった。そして七回の表。この回もツーアウトとった芦毛先輩。しかし、テレビからは少し疲れが見えてきていた。バッターは六番の能登、あともう少しだ、踏ん張って!

 シューーー バシン!

 ボールワン!

 外に大きく外れた。これって…まずいのではないだろうか…

芦毛「(くそっ、腕が振り切れなくなった)」

 少しずつ苦しい顔が見えてくる。大丈夫だろうか…。


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