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ドクターK少女  作者: レザレナ
第八話 家から見守る三回戦
199/835

第八話 第二十部 余裕と狙い

 次は三番の上原だ。身長が大きい。表示に183cmと書いてある。でもこれの方がストライクが捕りやすいはず。

 シューーー バシン!

 ボールワン!

 あっと、力が入りすぎてる。高めに浮いてしまっていた。次は低めに構える。変化球だろうか?

 シュルルルルル

 ブン! バシン!

 ストライクワン!

上原「(この球は打てねぇな。)」

友亀「(よし、キレはいつもより良い。)」

 さすがに変化球には全く合っていないみたいだ。わたしたちが練習試合をしたときよりも曲がるようになっている。調子は良いみたいだ。後はストライクが…。

 シューーーバシン ボールツー!

 ググッ バスン ボールスリー

 またボール三つ出てしまった。こんなにコントロール悪かったっけ。人と比べたらコントロール悪い気がするけれども、ストライクが取れないわけではない。力が入りすぎているようにも見えるけど…。

 シュルルルルル

 バシーン! ボールファア!

 あぁ、またファーボール。これで二つ目だ。本当は調子が悪いだけなのだろうか? それともあせっているだけなのだろうか。テレビからだと問題ない表情に見えるけど…実際どうなんだろう…。

友亀「(ツーアウト、まだ初回。大丈夫だ。まだ攻めていく投げ方で問題ない。)」

府中「(友亀、落ち着いていけよ。冷静に考えてリードすれば普通に抑えられるからな。あと芦毛、あわてることはないぞ。)」

 そして四番の徳川だ。体つきがすごい、いかにもホームランバッターのような体格だ。下手な球を投げてしまったら打たれるだろう。左バッターボックスに入った。

芦毛「(初球ストレートか。よし、思いっきり!)」

 シュッ! シュゴオオオオオオオオ

徳川「(低めっ、打ちごろ!)」

 ギイイイイイン!!

友亀「なっ!? ライト!」


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