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ドクターK少女  作者: レザレナ
第八話 家から見守る三回戦
198/835

第八話 第十九部 予測済みのダブルプレー

 次のバッターは二番の石山だ。おそらく送ってくるか、盗塁してくるだろう。うちのチームはどんな守備を見せてくれるのだろう。テレビで見るとまた違った視点から見れる。芦毛先輩、頑張って。

 シューーー ズバーン

 ストライクワン!

アナウンサー『盗塁やバントの仕掛けはやってこないですね。』

飯島『まだ仕掛けてこないだけじゃないでしょうか。なんといっても八潮中央は打力が売りですから。』

 となるとヒットエンドランか? でも初回からは厳しいものがある。守備としてはしっかりここで立て直していきたいものだ。

 ググッ バスン

 ボールワン!

 カーブが外れた。走られてもおかしくないタイミングなのに遅い球を投げた。一体どんなリードをしているのだろう。

友亀「(次だ、打ってくるとしたら。思い切りのストレートをここに!)」

芦毛「(よっしゃ。)」

 セットポジションに入る。クイックモーションに入った。

ランナーコーチャー「ごぉ!」

 ダッ

 ランナーが走った。キャッチャーがセカンドで刺す構えをしている。

石山「(ヒットエンドラン!)」

 キィイン!

 鋭い打球がショートの定位置を狙った。

石山「はぁ!?」

 バッターが驚いた理由はショートの守備位置だ。盗塁なら普通セカンドベースに行くはずなのが、すでに定位置で守っていたのだ。さすが栗山先輩!

 バシン!

栗山「ゲッツーっす! 卜部先輩!」

 捕球してすぐにセカンドに投げる。卜部先輩が捕球してベースを踏む。

 アウト!

卜部「池之宮!」

 そのままサイドスローでランニングスローのように投げた。正確な送球が池之宮のミットにめがけて飛んでいった。

 バシン!

 アウト!!!

栗山「しゃああ!」

芦毛「ナイス栗山!!」

府中「一気にツーアウトとったぞ!」

友亀「こっからですよ!」

 鮮やかなものだ。簡単にツーアウトを捕ってしまうとは。これで流れが変わってきた。芦毛先輩、頑張って!


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