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ドクターK少女  作者: レザレナ
第七話 怒りの初先発 対埼玉明治
145/835

第七話 第二十二部 威圧、威圧、&威圧。

 そしてバッターボックスには海鳳だ。まだワンアウト。どんな作戦だってある。外野は奥まで下がっている。これは長打を警戒しているのだろうか。海鳳は普通に構える。しかし、いつもみたいなプレッシャーは全く感じられない。一体どうしたのだろうか。

 シュウウウウウ

 ズバーン ストライクワン!

 妙に慎重だ。ここまで打つ気が無い海鳳は見たこと無い。

 シューーー

 ズバーーン ストライクツウ!

 あれ? ここまできて全く打つ気が無いってどういうことなのだろう…。しかも追い込まれている。このままじゃ…。しかし投手が振りかぶると一瞬で威圧感が押し寄せてきた。星田「(なんだこいつら!?)」

 ゴゴゴゴ

 シュッ ドッ

佐藤「ぐっ!」

 ボスッ ボール!

 ボールはかなり手前でワンバウンドし、捕手の防具に当たった。ボールは手前に落ちる。完全に威圧で押している感じがする。こんなプレッシャーは並みの人ではひとたまりも無い。ファーボールになるか甘い球を投げてしまうかのどちらかだ。

 シュッ

 バシン! ボールツウ!

 今度は外に外れた。やはりこの状況はかなり辛いか。でもうちのチームとしては最高だ。海鳳、頑張って!

 シュッ

 ググググッ

 チェンジアップだ! 流れを変えてきた!

海鳳「ほいっ!」

 キィィイイイン!

 やった! 綺麗なセンター返し。しかも打球はセカンドショート、そしてセンターの間にポトンと落ちる、戦略的なヒットだ。由紀は悠々とホームに帰って来た。これでまた一点追加、3対0になった。


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