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第七話 第四・五部 義手のエースとプロ注目バッター
お疲れ様!!
遠江 六実「お疲れ様でした!」
吉祥寺 淳和「六実ちゃんお疲れ。」
六実「ありがとう淳和ちゃん。そろそろ千葉大会始まるね。」
淳和「うん。今年こそ甲子園初出場したいね。」
六実「そうだね。勝浦先輩にはぜひ甲子園に行ってもらいたいよね。」
淳和「プロから大きな注目をされてるからね。ぜひ甲子園で活躍してもっと有名になって欲しいね。」
勝浦 武蔵「そういってくれるとありがたいな。」
六実「あ、勝浦先輩!」
勝浦「そうだな。それもそうだけれども、遠江、吉祥寺。二人の注目も高くなるぞ。」
淳和「いえいえ、私はまだ肩だけです。」
勝浦「まぁそういうな。それはそうと遠江。新しい義手はどうだ。」
六実「はい、とても良いです。腕の引きが自然にできるので本当に投げやすいです。」
勝浦「そうか。」
六実「私、嬉しいです。片腕をなくしても野球が出来ているなんて。」
淳和「結局まだうちのチームしか分からないことなんだけどね。」
六実「でも、ここまでしてもらったら最後は…。勝浦先輩、絶対甲子園に出て優勝しましょう!」
勝浦「おう、俺もたくさん打って援護してやるからな!」




