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おまけ召喚 第四部 紅の女王の帰還  作者: 草野 瀬津璃
第十三幕 西の地は荒廃せり
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七十四章 洞窟遺跡 2



「ななな何で女神様がここに!?」

 ツィールカの怒声に一度は身をすくませた流衣だが、混乱の方が勝ち、大声を上げた。騒ぐ流衣をツィールカは不満げに見る。華やかな美貌に怒りがにじむと迫力があり、流衣は言わなきゃよかったと後悔した。

「そんなに叫ばずとも、聞こえている。本当に可愛げのない子どもよの。すまぬな、オルクス。世話をかける」

「いいえ、ツィールカ様! 勿体ないお言葉にございます! わては坊ちゃんにお仕え出来て光栄に思っておりますゆえ」

 オルクスの焦りの混じった声がした。そちらを振り向いた流衣は、洞窟の地面に片膝をついて頭を下げているオルクスに気付いた。

 他、セト達四人は、驚かされて硬直した猫のように、しばらくその場に呆然と立ち尽くしていたが、オルクスの行動にハッと我に返ったアルモニカとサーシャは、表情を強張らせ、同じく片膝を付いて頭を下げた。神様を祀る神殿所属だけあって、動きが素早い。

「申し訳ございません、女神ツィールカ様」

「失礼しました」

 アルモニカが礼を欠いたことを謝罪する横で、怯えているのかサーシャがぶるぶる震えている。サーシャの頑なに顔を上げまいとしている姿は鬼気迫っていた。

 ツィールカは膝を組んで座る姿勢で宙に浮かんだまま、風も無いのにピンク色の髪をたなびかせ、流衣についと赤色の一瞥を寄越す。

「あれを見習わぬか、まったく。わらわは神ぞ? お主にしてみれば、異界の神であろうから、尊敬を示せとはいわぬがな」

「いいいいえ! 尊敬してます! 最初にお慈悲頂いて感謝もしてます!」

 流衣の背中にぶわっと冷や汗が浮かんだ。まくしたてるように言い返し、地面に正座した。

「え? 本当に神様? まじでいるの? これ、夢?」

 いつになく動揺した声で呟くリド。リドの方を見たツィールカは、面白そうに片方の眉を動かした。

「ほう、お主、風の神殿の(せがれ)か。難儀な運命だったとレシアンテから聞いている。まさかそこの子どものために運命が良い方に転ぶとは意外だったがな。ルイだったか、お主、幸運の車輪(しゃりん)であったようだな」

「幸運の車輪? ですか?」

 初めて聞く言葉だ。

 流衣がきょとんとしていると、オルクスが小声で教えてくれた。

「ただ転がるだけで、幸運を呼び込む車輪のことです。周りに良い影響を与える運を持つ者を例えた言葉ですよ」

「そうなんだ、ありがとう」

 面白い言葉だなと流衣は素直に感心した。

「勇者以外の異界の人間を放り出すなど、良い方に傾くか悪い方に傾くか、正直賭けであったがな」

 思い出した様子でつぶやくツィールカ。その間、じわじわと事の重大さに気付いたらしきリドが立ち直り、地面へと片膝を付いた。リドは無言だが、混乱と焦りの淵にいるらしいのは、青ざめた表情から分かる。

 気の毒に思う流衣であるが、ツィールカには関係ない様子だ。リドへの関心は流衣へのものに変わり、しみじみと続ける。

「どちらにせよ、遠くないうちに野垂(のた)れ死ぬと思うていたが、存外、生き延びておる。いい暇潰しをさせてもらった。だが、ここへ辿り着いたことはまた別問題じゃ」

 機嫌良くつぶやいたツィールカは、最後は重々しい口調になった。流衣はあっという間に挙動不審になる。

「え、え、なにか問題が? この洞窟に入っちゃ駄目だったんですか?」

「そうでしたら申し訳ありません! 案内したのは私です!」

 今まで彫像のようになっていたセトが、がばっと地面に座って頭を下げた。断罪を待つ信仰者の姿がそこにあった。

「まさか。こんな寂れた遺跡など、好きに出入りすればよい。咎めなどせぬ」

 ツィールカの返事に、セトの肩から力が抜けた。

「どうせ、この場でこの魔法陣を扱えるのはわらわ含めた神だけじゃ。この地で人間なんぞが使ってみろ、途中でエネルギー不足でしなびた蛙のようになるのがオチじゃ」

 恐ろしい例えを平気で口にして、ツィールカはころころと笑った。

「まあ、目のつけどころについては褒めてやらんこともない。レシアンテの『(かみ)(その)を辿れ』というヒントを聞いて、ここを選んだのはある意味では正解じゃな。だが、わらわにすれば七点じゃ。もちろん百点満点で」

 ツィールカは冷たい声で断定した。

(ひっく! めちゃくちゃ低い!)

 あんまりな判定に、流衣はがくっとうなだれる。

「お主、神の園とはどういう意味だか分かっているな? 答えてみよ」

 落ち込む流衣には構わず、ツィールカは質問する。流衣はすぐに答える。

「はい。勇者の召喚をした土地のことです!」

「その通りだ。そこまで分かっていて、何故、わざわざ遺跡を選ぶ? 最近使われた園があるだろう?」

「最近使われた……?」

 流衣は首をひねる。

 最近、勇者召喚をしたといえば、川瀬達也の件が思い浮かんだ。確か彼は中央神殿に召喚されたと聞く。

 そこで流衣はツィールカの言いたいことが分かり、ぎこちない動きでツィールカを見た。

「カザニフ……ですか」

「そうじゃ。こんな場所に来るよりよっぽど安全じゃというのに、たわけが」

 ツィールカは指先で髪の毛をいじりながら、憤然と呟く。

「しかもレシアンテは分かりにくいヒントなんぞ与えるしで、わらわがわざわざ出てくる羽目になってしまった。お主が自力で帰れるようにと魔力を授けたというに、蛙のようにしなびられては、わらわの愛と慈悲の名がすたるわ!」

 そんなツィールカの姿に、オルクスが感極まったように袖口を口元へと当てる。

「ああ、ツィールカ様。なんとお優しい……。わては、感動で前が見えません!」

 そう言って、おいおいと泣きだすオルクス。

「相変わらず大袈裟だな」

 ツィールカは呆れたように目をすがめる。

 流衣も相変わらずだと思いつつ、疑問を覚える。

(遺跡が駄目なら、どうして神の園を辿れと言ったんだろう。自力で帰るなら使われてない場所じゃないと無理なんじゃ……)

 カザニフにある中央神殿に、流衣のような旅人を入れてもらえるのかも分からない。

 するとツィールカがビシッと指先を流衣に突き付けた。

「そう、ここは使われていない場所じゃ!」

「ぎゃあっ、また心の声を読んだんですか!?」

「読んだ? ふん、まさか。勝手に聞こえてくるものを読むとは言わぬ。聞こえると言うんじゃ、たわけ」

「すいません!」

 流衣は勢いよく頭を下げる。

 さっきからものすごく馬鹿にされて悲しい。でも神様からすれば、流衣なんて馬鹿な子どもという程度の認識なんだろう。

「確かにここは神の園じゃ。だが、遺跡でもある。何故遺跡になったか? 使われておらぬからじゃ。神の園は、自然と魔力が集まる場所にある聖地じゃ。だったら勇者召喚をそこで毎回行えばよいとは思わなかったか?」

 見下した目をするものの、ツィールカは慈悲をうたう神だけあって、丁寧に教えてくれようとしている。神様にしては親切かもしれない。

「言われてみれば、確かに……」

 気付かなかったが、そう言われてみるとその通りだ。同じ場所を使えば楽だろうに、どうして場所を変えるんだろう。

「答えは簡単、自然と魔力が集まる土地の中でも、特に力の強い土地は年月とともに移動する。一定の場に存在するわけではない。それが今回、たまたまカザニフの中央神殿内に移動しただけのこと。元々、神殿の建つ場所はそういった力の強い土地じゃて」

「えーと、魔力の溜まりと同じってことですか?」

 正座したまま、流衣が恐る恐る挙手すると、ツィールカは面倒そうな顔をして、オルクスを一瞥した。心得たオルクスが代わりに説明する。

「神殿の建つ場所はこんこんと湧き続ける泉、魔力の溜まり場は水が沁みだして小さな水たまりを作った場所、そんな違いです。水が湧く場所の方が力が強いのはお分かりでしょう? あまりに力の強い土地は、魔物も恐れて近寄りません。それが聖地となるのです。ここにも魔物はいないでしょう?」

 分かりやすい例えだ。

「へえ、そういう違いなんだ。オルクスって説明上手だね」

「いえいえ、坊ちゃんの飲み込みがよろしいのですよ」

 オルクスはにこりと笑顔を返した。

 ツィールカをそんなオルクスを見て、意外そうにする。

「ほう。オルクス、お主、余程この子どもを気に入っているのじゃな。毒舌でけちょんけちょんにやりこめておるかと思っていた。楽しいようでなによりじゃな」

「はっ、土産話を楽しみにして頂ければ嬉しく存じます」

 丁寧に返すオルクス。

 主従のやわらかい遣り取りをほのぼのした気分で眺めていた流衣は、そこでふと重大事実に気付いた。

「女神様! 待って下さい。ということは、僕を東部に放り出さずに、中央神殿に置いたままにしてくれればよかったんじゃないですか!? だってそこからなら帰れるんでしょう?」

「おお、ただのたわけではなかったようじゃの。小たわけに格上げしてやろう」

 ツィールカは愉快そうに笑い、それに合わせて髪がふわふわと宙で揺れた。ツィールカから淡く発せられている光も明るみを増したように見えた。

(格上げ? されてるの?)

 流衣にはいまいち違いが分からなかったが、そこは深く考えないことにした。

 ツィールカはといえば、腕を組んで、「どうじゃろうなあ」とうなる。

「そこで帰還の陣を組み上げて使用したとして、お主がしなびた蛙のようにならぬというだけで、お主が自力で帰れるかはわらわも知らぬ」

「ええっ、そうなんですか!? あの、そもそもどうして一番力が強い神の園だとしなびずに済むんです?」

「魔法に使うエネルギーが不足した場合、術使用者のエネルギーを使うからじゃ。遺跡だと少々足らぬから、お主の魔力を吸い取るせいでしなびるのだ。そもそもだ。わらわがお主に与えた魔力は、術発動に必要な分だけじゃ。それ以外は土地の力を使うのだ」

 ツィールカはそこまで言うと、流衣を手招きする。恐々と光る魔法陣に近付いた流衣は、額をツィールカの指先で小突かれてのけぞった。額に手を当てて、流衣は情けなく顔を歪める。

「痛い! 何するんですか?」

「ほんに、間抜けな面じゃのう」

 しげしげと指摘され、流衣は更にショックを受けた。しかしツィールカには些細なことのようで、気にせずに口を開く。

「よいか、勇者召喚に勝手についてきたおまけはお主だけだ。前例が無いから、わらわにもお主が帰れるのかは分からぬ」

 注意深く話し、流衣が話についてきているか確認するようにじっくりと見てから、ツィールカは話を続ける。

「カザニフの召喚陣を使うのは構わぬ。だが、わらわはお主に手を貸せぬ。まずここの召喚陣から術を起こすことだ。召喚ではなく送還の術になるように組み直せ。そして、帰還する時は、ここに来た時に持っていた物を身に着けよ。異界の品だ、あちらの世界と引きあう力がある」

「身に着けていた物……」

 流衣は足元を見下ろした。あの日から身に着けているのは、この白いスニーカーくらいだ。残りは王城の客室に置いてきた。まさかあのことがここで影響を及ぼすとは。

「お主自身が異界の欠片とはいえ、この世界で過ごした日々のせいでこの世界に馴染んできておるからな。その方が安全じゃろう。――断っておくが、ルイ・オリベ。お主が考えておる程、事はそう簡単ではないのじゃ。のう、わらわは手を貸せぬと一番初めに言ったじゃろう? 魔力だけは高いへなちょこの塊なんぞ、中央神殿になんぞいれば利用されて終わるだけじゃ。お主が勇者ならともかく、なんの後ろ盾も無い、異界のへなちょこなんぞ誰が相手をする?」

「ううう。そんなにへなちょこって言わなくてもいいじゃないですか。分かってるんで、傷をえぐらないで下さい!」

「そういうところがへなちょこじゃの。だが、思い返すことじゃな。お主はわらわの思惑通り、自力で方法論まで辿り着いた。終幕までもう少し頑張ることだ。それがお主にとって良い方に傾くか、悪い方に傾くか。知っているのはレシアンテくらいじゃろうがな」

「えっ」

 流衣は瞠目する。分かっていてアドバイスしてくれているのかと思ったからだった。

「わらわに未来は見通せぬ。だが、良き知恵なら授けられる。わらわは愛と慈悲の女神。小さき人の子に慈悲の心を示すこともある。――今回は、可愛い巫女を救ってくれたから、その礼代わりじゃな」

 ツィールカはふふっと口元をほころばせ、最後にオルクスに目を向けた。

「わらわの可愛い僕をよろしく頼むぞ。まあ、よっぽどのことがない限り、よろしくされる側だろうがな」

 最後の一言まで皮肉を混ぜて、ツィールカは美しい微笑みとともに姿を消した。洞窟内の明るさが一気に薄れ、魔法陣の青白い光がぼんやりと照らし出すだけになった。

「うう……。優しいんだか意地悪なんだか分からない……。へなちょこ……はあ」

 正座のまま、流衣はその場でうなだれた。

「なにおっしゃるんですか、坊ちゃん。慈悲の心に溢れ、お優しい方ではないですか」

 オルクスがここ最近で一番機嫌の良い顔で笑って断言した。

「そ、そうかあ……?」

 リドは頬を引きつらせ、怪訝そうにしている。

「お優しいじゃろ。しなびた蛙にならずに済んだのだぞ、ルイ! これ以上の優しさがあるか?」

 アルモニカが熱弁し、流衣は苦笑いで答える。

「そうだね。うん。しなびた蛙は嫌だなあ」

 想像するだけでゾッとしてしまう。

 そこで流衣はなんとなくアルモニカの隣を見て、ぎょっとした。サーシャが無言ではらはらと涙を流していたのだ。

「うわ、どうしたんですか? サーシャさん」

「ルイ様、わたくしは感激しているのです。まさか女神様と対面する栄誉に授かれるなんて……。一生分の幸運を使い果たした気分です」

「そんな縁起でもない!」

 高額の宝くじに当たった人みたいなことを言っていると、流衣は青ざめた。神様に会うなんて、宝くじより確立は低いとは思うけど!

「だが、女神様にご助言頂けたのは幸運だ。陣のベースが中央神殿にある物と同じらしきことが分かったのは嬉しい誤算だ。前に来た時に一度書き写したが、念の為、もう一度書き写して、解析しなおそう。呪文の書き起こしも必要だ。ははは、忙しくなってきたぞ!」

 セトが目を爛々と輝かせ、一人盛り上がっている。熱心な研究者の姿そのものだ。

(やる気に溢れてるから、いいのかな?)

 いいんだろう、たぶん。

 流衣はツィールカから言葉の槍を投げられまくり、そのせいで消耗しているのもあって落ち込んでいるが、他の皆は女神ツィールカの顕現の場に立ち会えて嬉しそうだ。

「はあ、カザニフに行く前に王都に戻らないと……。王城に置いてた荷物を処分されてないといいな」

「ああ、あの反乱のごたごたで、俺も荷物を置きっぱなしにしてたんだよな。保管されている可能性は低いが、訪ねてみる価値はある、か。だけどよ、どうやって話を通すんだ?」

 リドが難しい顔で問題点を指摘すると、アルモニカが挙手した。

「それこそワシの出番じゃろ! ただの忘れ物申請じゃし、王都の神殿に相談すればよい」

 役に立つぞとふんぞり返るアルモニカ。流衣はわっと拍手を送る。

「助かるよ、ありがとう! なるほど、こういう時は権力者が傍にいるとありがたいんだね?」

「使い方がせこいけどな」

 流衣の言葉に突っ込むリド。

「ワシも微妙じゃぞ……。利用されたいとは思わんが……これはみみっちい」

 アルモニカも表現しがたい顔をして、三人顔を見合わせ、溜息を吐いた。

「ま、まあとにかく、王都を目指すことにしよう。セトさんはどうします?」

「ん? もちろんついて行くぞ。〈塔〉に行けば資料があるから私としてはカザニフに直接行くよりも都合が良い。図書館が使えれば、だが」

 一年前の反乱で、王都は滅茶苦茶になっているのだ。再建が進んでいるといい。

「旅程よりも、ルイ。この陣を書き写すから手伝ってくれないか? そこに紙を広げて押さえておいてくれ」

「はい、分かりました!」

 セトの頼みに、流衣は手伝いへと取り掛かる。

(僕、ちゃんと地球に帰れるのかな?)

 流衣の心にわずかな不安が首をもたげたが、それには気付かなかったふりをして、まだ続く旅の先を見据えた。


 第十三幕、もう少しだけ続く予定です。


 なんか、流衣を放り出した事情とか、結局カザニフを目指せとか、書いててややこしいわ! と自分に突っ込み入れてました。

 つまりツィールカ様は、最初から中央に出すとたぶん飼い殺しにされるなあ。それに勇者と一緒に出すとか恥の上塗りで可哀想⇒一番安全な場所に放り出そう。で、東部。⇒自力で方法探して、魔法を使えるようになって、カザニフに来ることを祈ろう。⇒レシアンテ、ヒントを出すのはいいが、誤解される言い回しにするな!→このままだとしなびた蛙になるから阻止!→助言して去る。

 

 という具合にまとまってたら良いんですけど……。

 見直したんだけどなんか難しいです。

 ではー。

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