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レディアントエイジ  作者: 小鳥遊
第一章・下準備
1/3

プロローグ

初作品の為、修正回数が増えると思います。

気になる点、指摘等ありましたら感想お願いします。

「最新鋭FDVRMMORPG・レディアントエイジ!

第3次プレイヤー拡大受付中!」

「君も伝説の時代の一ページに名前を刻もう!」


 夕食を食べながら今月に入ってやたらと流れはじめたCMを眺めている。

ネット限定の広告でcβ(1000/10万人)・1次(1万/200万人)・2次(1万/1000万人)と回を重ねる毎に激化しているにも関わらず、

これ以上規模を拡大してどうしたいんだろう、と思ってしまう。


「実際プレイヤーとしてはそこら辺どうなの?」

俺は隣に座る妹、(ひかり)に聞いてみた。


「解放された街も増えてきたし、それなりの数取ると思うよぉ?

兄さんもLA始める気が有るなら、前のイベントで貰った優先招待コードあげちゃいます」

そう言いつつ送られてきたメールを見る。

……もう使えるみたいだった。


「早めに片付けてやろうか」


 始める際の注意点やアドバイスを貰いながら残った食事をかきこんだ。



#####


 慣れ親しんだゲーミングチェアに座りVRギアを装着する。

膝の上に乗ってきた光の頭を撫でてやりながら、レディアントエイジを起動。

没入時特有の浮遊感と睡魔に身を任せて……



「いらっしゃいませ、『天原湊』様。

優先招待コードの使用が確認されましたので、後ほど特典の説明と配布が有ります。

まずはキャラメイクと参りましょう」

大体の方針はもう決まっている。

話を聞きながらステータスを埋めていく。


名前:アイン

種族:吸血鬼Lv1

職業:アコライトLv0

HP:55 MP:90 ST:101

STR:1 INT:20 DEX:1

VIT:1 AGI:1 LUK:1

スキル:<A:転送魔法><A:回復魔法>

<P:魔眼消費軽減><P:魔法消費軽減><P:MP追加回復>

<魔眼><全状態異常耐性><光・聖耐性>


「それではエンブリオスキルを付与します……

適性、吸血鬼系……耐性強化……特殊<真祖>」

同じ名前でも育てる方向で全く別の”切り札”になるらしいスキルを貰う。

よほど変な育成をしない限りは全員が1つは持っている為、PvPイベントやPKの際は相手の情報を持っているかで勝率が全然違うらしい。


「特典についてはPvPイベント1位仕様になりますので、

武器一種類と<豪華な冒険者の証>です。

武器種を選択してください」

ずらりと武器種が並んだリストが現れる。


「この中からなら大鎌で」

吸血鬼といったら鎌でしょ。


「ここでの作業は終了になります。 続いてチュートリアルエリアに転送します」

確認をすると足元から魔法陣が昇ってきた。

転送の表現だろうが、魔法陣が過ぎた部分が消えるのは少々心臓に悪いと思う。

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