第七話 はいどうどうはいどうどう
題名読みづらい?
ごめんなさいm(_ _)m
でも、反省も後悔もしていない。
嘘です。反省はしています。
はしる、はしる、はしる。
木をよけ、土をとばし、木の根を避ける。
過ぎ行く風が僕の頬を撫で、髪を乱す。
どうして、
どうして、
「どうして、こうなったんだっけ……」
事の始まりは、ほんの少し……いや、3時間くらい前のこと。
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「何をしに来たんだ神様?」
「いや、3つ目の特典が、有ったじゃん。」
あー、そんなのも有ったな。
「えっ、忘れてたの?酷いよ。」
「す、すまない。」
「まあ、良いけどさ。」
あれ?「俺、働けなくね。」
「だから、伝えに来たんです。」
「でも、こっちの世界に干渉出来ないって……」
「この世界の神と交渉をしました。」
へー。
「言葉が通じずに、まずそこから初めました。」
「通じないの!?」
「通訳する天使が、休んだので。」
それは、まあ、「お疲れ様です。」
「そして、交渉の席で、地球の高級品を渡しました。」
賄賂!?
「怒られました。」
そうだろうな……
「少ないって。」
何言ってんの?この世界の神
「私の、護衛の天使が。」
ほんとに、何言ってんの?天使
「でも、やっぱり渡したら、怒られました。」
頼むからまともであってくれよ、この世界の神様
「食べきれないと。」
食べ物?お菓子?
「流石に、消費期限1日前は駄目だったでしょうか?」
「もう少し、余裕を持って渡してやれよ。」
「しかも、ほとんどが生物です。」
「なおさら悪いよ!」
「そんなこと言ってると、特典渡さないぞ。」
「すまない。」
「ならばよし。3つ目の特典はね~」
とりあえず、要約すると……
前の転生者が、「引きこもりたい。」って願いを言った。
神は、ダンジョンマスターにした。
その人は、すぐに反逆にあって、死亡。
だから、殆ど作られていないダンジョンを、住みかにしたら?
……と、いうことだ。
「コブリン1体召喚して、殺されたから、綺麗なままだよ。」
「なんか、すごく行きたく無くなった。」
「駄目だよ、このダンジョンキーと、どのくらい効くかはわからない、魅力と、護衛を1体あげるから。」
「ダンジョンキーというか、斧?」
「ちなみに護衛は、熊だよ。魔獣だけど。」
これは、まさか……
「そうだよ、有名な、桃や浦島と同じ太郎の1人だね。」
まじか……
「さあ行け、坂田金時(偽)よ。」
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という訳で、ダンジョンに向けて走ってます。(熊で)
家を出るときは、神様の不思議パワーで見つからなかった。
なら、連れて行けよって思ったんだけど、世界が違うからパワーが、足りないんだって。
坂田金時って、金太郎が大きくなったときの、名前だよ。
今度から、土曜か日曜日のお昼に更新にします。