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S.M.W  作者: kaibutugouka
4/6

第一章

時刻は午前7時


チリリリリリリリリリン


7時にセットしていた目覚まし時計が鳴る。

寝ぼけながらも起き上がり、目覚まし時計の頭部をチョップしようとする。


けど鳴り止まない・・・・

今度は、高く振り上げ目覚まし時計をチョップしようとする。


ドン!

「いて!」


何か硬い物に手をぶつけてしまった。

痛みをこらえるために、片方の手でぶつけてしまった手をを必死でさする。




横をよく見てみると、目覚まし時計の頭部には当たってなく、机の角に手をぶつけてしまった。



今度はよーく目覚まし時計を見て、チョップではなく頭部を軽く叩く。


ピッ!


「やっと鳴りやんだ・・・」




三崎順平は伸びをし、それを終えると、部屋のカーテンを全開にした。

日差しが部屋にさしこんでくる。


「今日も一日が始まるのか・・・」







ひとまず順平は階段から一階に下りる。


「おはよう~」


階段を下りると、キッチンにはおばさんが朝ごはんの支度をしていた。


「おはよう。順君」


おばさんが笑顔で挨拶をしてくる。


朝食が出来そうなので、テーブルの椅子に座る。


すると扉が開くと、スーツ姿のおじさんが出てきた。

「おはよう!順君!」


「おはよう。おじさん」



おじさんもテーブルの椅子に座り、おばさんも朝食のおかずをテーブルに並べる。

全て並び終えると、おばさんも椅子に座った。


「「いただきます!」」



___________________________________________________________________________


「順君!そろそろ行かなくていいの?」


気が付くとそろそろ学校に行く時間に迫ってきていた。

朝食がうますぎて、ずっと食べすぎていたことと、TVのNEWSを見ながら食べていたせいか知らない間に時間が過ぎていた。


「やべ!」


急いで、洗面所に行き、歯磨きや髪を整えたりなどの支度をすませる。

その後は、二階の自分の部屋に駆け込み、着替えを済ませる。


腕時計を見ると、時刻8時になっていた。


「もう出なきゃ!」


と部屋を出ようとしたとき・・


「あ!」


ある忘れ物に気付いた。


机からある物を取る。

母親の形見である指輪である。

外に出るときはこれがなきゃ落ち着かなく、お守りにしている。


指輪は指にしないものの、それにチェーンを付けている。

それを首にかけ、急いで一階に下りた。


「おばさん!おじさん!行ってきまーす」


「「行ってらっしゃーい」」


玄関でくつをはき終え、学校へ向かう。




一日の朝はこんなもんである。

おじさん。おばさんと言っても、年齢は高校生の親の平均と変わらないぐらいである。

まるで自分のことを、本当の子供のように扱ってくれることに本当に感謝している。


いつも、こんな平凡で変わらない一日である。



しかし、今日だけはいつもとは違かった。


_________________________________________________________________________


学校を目指して、歩いていると、黒い高級車の車が止まっていた。

その車からスーツを着たビジネスマンのような男が出てきた。


変だとは思ったが、とりあえず気にせずまっすぐ歩いた。


「おはようございます。順平様」



その男は、順平が車をさしかかる所へんで、頭を下げて挨拶をしてきた。

そうこいつのことを順平は知っている。


たまにある。

前もこんな感じの男に、声をかけられたことがある。


そうこの人は、"あいつ"の部下である。

あの最低な"あいつ"の部下である。


「順平様。京平様から、これを預かってまいりました。」


すると男は、順平にある手紙を渡してきた。


「また後で、お伺いします。それでは、失礼します」

男は、頭を下げると、車に乗り、どこかへ行ってしまった。


手紙の送り主を見ると、やはり"あいつ"だった。


「あいつ・・・今頃何の用だ。俺と母さんを見捨てておいて・・・」


順平は手紙をカバンの中に入れた。














やはり文が変かも・・・・


変だと思ったら気にせず言ってください!




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