第二話 設定だけ出来ても、その後に繋がらなければ意味がない!
前の話で、色々設定を書いてみました。
私のような素人でもここまではできるんですね。
難しいのは、これから先の部分です。
戦闘描写が難しいなどは、克服可能です。
他の面白い作品とか読んだり、先に書いた練習をすれば上手くなれます。
実際のところ、戦闘シーンをしっかり思い描くことが重要なのです。
誰が、何番目に、どういう行動をするのか?
順番に整理していきます。
苦手な方は、戦闘の状況を随時どう進めるのか?
書き出してスケジュール管理してみましょう。
さて、この辺りまでは、なんとか素人の私でもついていける。
でも、難しくなるのが、人物の感情表現です。
私はど素人です。
だからこそ、自分にできないことも分かってしまいます。
先に行く人の作品には、必ずある特徴があります。
生の感情の発露。
人には色々な感情があります。
そこに分析や理解は不要。
例えば、私が書いた第一話の主人公ですが、彼がどの程度の鬱屈した人生を送ってきたのか?
お話的には、とても重要ですよね。
最終的には大逆転劇が、繰り広げられるわけですから。
主人公の初登場シーンは、相応に暗い感情を秘めているかもしれません。
私の印象では、毎日を淡々と、しかし、いつも重苦しい何かを抱えて過ごしていることになりそうです。
でも、お話の中に上記の表現をしても軽くなりやすい。
そう、この淡々と生活する中で、重苦しさを示す象徴的何かを見つけ、さりげなく描写する。
それは本来、映像などでささやかな演技として魅せられるもの。
また、実家に着いた主人公は、久しぶりの再会になるはず。
若干の後ろめたさなどもある程度考えられる。
あらすじでは、神々の宴で主人公はうろたえるだろうし、少し調子に乗る可能性もある。
今までの生活から一変した状況によって、もしかしたら、ささやかな希望を見出すかもしれない。
ミステリー風味を加えたものの、この一瞬には悩みなど存在しないでしょう。
久しぶりに軽くなった心。
そして、明るく開け始めた人生に立ちはだかるボス。
おそらく、諦めきった心に火が灯り、ボスの所業に怒りが湧くかもしれない。
こう書いていくと、このお話があたかも面白くなった気がする。
そう気がするだけです。
何かというと、普通に
主人公は家に帰ってきた。無言で入口のインターホンを鳴らす。
返事を聞かず、玄関の扉をガラリと開く。
奥から「はぁい」と言う言葉が聞こえてきた。
その声に、玄関で立ちすくむ主人公。母だ。
虚ろに伏し目がちになり、主人公は俯き加減にこう言った。
「ただいま」
対照的に玄関に出てきた老齢の女性の顔には笑顔があった。
「おかえり!」
とか書いてますが、普通に上手くいってしまった感があるので無しでお願いします。
一応念のため、上の三文芝居を考えるのに約30分くらいかかりました。
ちょっとだけ自分もなんとなく、趣旨が違うなと思っています。
後悔はないので、続けますが文章で雰囲気を作るのは本当に大事です。
今までも「いいな!」と思う作品は、感情表現が豊かでした。
ただ書くのではなく、その場の雰囲気を描写し、空気感で感情の発露を後押しする。
ただ落ち込むという表現をするのではなく、豪華に修飾した表現を研究することで
色々と上手くいきます。
やっぱり、映画を文章で表現しようとする練習は効果がありますね。
あと、いっぱい作品を読むと語彙が増えて、書きやすいです。
喜怒哀楽をそれにあった表現で示すことは、重要です。
ほとんどの作品で、重要になるのが感情表現なんですよ。
自分で分からない状況だったとしても、今は作品が乱立しています。
該当シーンがある映画とかよく見て、どこが重要か?
どの部分を強調すると良い表現ができるのかを研究するのはとても勉強になります。
ある程度アップダウンのあるケースでは、結構大事ですね。
今この人は、うれしいのだろうか?
どうやったらその感情を表せるだろうか!
この人は何に悲しんているのか?
どう描けばその悲しみが文章で伝わるか。
人が何に怒り、どうして笑うのか?
そして、その表現をさりげなく表す最適解はなにか?
この感情の発露を表現するには、時間がかかるかもしれません。
でも慣れれば、そう自分のものにできれば格段に良い作品が出来上がると思います。
俳優が一つの動作に一心を傾けるように。
良いラノベにもそういう表現を心掛けたいですね。




