表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

第十話 構想段階でハマる発想の逆転!なお人間力が問われるという注意事項も

今回は、現代地球でのラノベ的展開を考えてみます。


古くは、俺の左手に封印された邪神が震えている!

「俺を解放しろ!」とな!

彼の左手には包帯が巻かれており、、


とか


「ふふふっ、我の魔眼からは逃れられぬ!

この眼は真理を見通す力がある!」

そして、片方の目に眼帯をつける中学の制服を着た少女がひとり。


正直な話ですが、上記の元ネタはラノベを沢山読んでいる私にも分かりません。


中二病ネタだというのは、分かるんですが。


恋愛系のラノベ展開については、過去のお話で書いているので、

今回は現代世界で色々展開するアイディアを考えてみようと思います。


さて、現代ファンタジーとなると、結構なアイディアが既に出ている。


有名どころだと、現代社会にダンジョン出現!や異世界から来たエルフさんとかあることはある。

魔法少女ものなんかも、ファンタジー要素盛り盛りです。


上記ジャンルに今から参入とか言っても、なかなかに厳しい。

奇抜なアイディアだけに、腕のいい作者さんの力が、存分に発揮されており、新規参入しても勝ち目が薄い。


いや、ないわけではない。


どんな作品でも、どんなジャンルでも大切なのは、人間性である。

人間力という、人の魅力を存分に描ければ、どんな作品であっても良質な作品ができてしまう。


まあ、それができれば変化ネタや奇策に走らず、王道を行くことができるのですが。

これ出来るようになるには、やはり、いくつもの作品を書いて表現力を身に着けるか、または天才のように最初から爆売れするか。


しかし、爆売れするには、変化に富んだアイディアは必須。

いくら腕があっても、最初のあらすじで手に取ってもらえないとかあると困るでしょうし。


それでは、本題。

魔法少女、ダンジョン、陰陽師を蹴散らす新時代を築くには!


まずは、映画の世界に、ファンタジーと日本文化を持ち込む。


ある日、民間の天文学者が宇宙の一角に異常を発見!

NASAに一報を送る。


それから数時間後。


NASA職員の声が響く。

「なんだこれは!

詳細データを纏めて報告しろ、最優先だ!」


「大統領に繋いでください。緊急事態です。」


ホワイトハウス 深夜の会議室に、大統領と政府高官トップが集まっている。


「それで分かりやすく説明してくれるかね?

これは何を表しているのかね。」


「これは、、、」発言を促されたNASAの技術者の声が続く。


数日後、

「火星と月の間を通過している小惑星を発見しました。今詳細なデータを精査中ですが

小惑星の軌道を予測した結果、約1年後に地球と交差するものと思われます。

小惑星の大きさは約5キロメートルに達し、衝突時の被害は甚大なものとなるでしょう。」


「どうかパニックを起こさないでください。

合衆国の名において、最善を尽くします。

未来はまだ閉ざされていない。

アメリカに神のご加護を!」


大統領演説、抜粋


上記の設定で、日本を舞台に繰り広げられるラノベを考えてみる。

ハリウッドなら、新型宇宙船やら核弾頭なんかを使った大掛かりなミッションを計画して

色々見せ場を作るところでしょう。


しかし、これは日本のラノベ。

主人公に、ご当地戦隊ヒーローを据える。

もちろん、中身はデパートの催しとかで、ヒーローショウを担当する普通の一般人。


世界が、空前の危機に襲われる中、何もできない主人公。

ヒーローショウのバイトに、行った帰り道。

本物のエイリアンに遭遇。


エイリアンたちの目的は、小惑星被害で壊滅するであろう地球での火事場泥棒


主人公とエイリアンは戦闘するも、意外にも弱かったエイリアン側。

出会いは最悪だったけど、このエイリアンにも事情があった。


地球で潜伏生活を続けていたが、日本で詐欺被害に合い、生活のため借金することに!

それからは、転げ落ちるばかりの火の車状態。


そもそも、この異星人は、出身元の本星から興味本位で地球にやってきた旅行者だった!

短期滞在のはずが、詐欺からの借金転落で毎日取り立てがキツイ!


小惑星が落下すると報じられたが、借金は借金、踏み倒すと本星から、異星での犯罪行為として捕まるそうだ!


地球が滅ぶんだから、放っておけばいいじゃないか?

お上は、それでは許してくれない!


まだ1年猶予があるんだから、その間に返すものを返すこと。

法律は順守せよ!


「返せるよね!だから借りたんだろ?」

どこか、現実的でどの辺が先進的なのか?分からない異星人ポリスの主張。


極限状態の中、魔が差したエイリアン。


戦隊ヒーローな日本人と気の弱いエイリアンの奇妙なタッグは地球と法律を守れるか!


上記の発想は、有名映画からヒントを得たものです。


アメリカ式の解決法を、日本ならどうするか?

ラノベ的な発案で、義理人情を全面的に採用しました。


人間力を発揮できれば、この題材で結構いけるかも?

この後は、本当にあった巨大ロボとか色々出現して、小惑星を止める話を展開すればいい感じ?


また、異世界ファンタジーならではの、勇者召喚にも目を向けてみましょう。


魔王軍、四天王が居並ぶ謁見の間での一コマ


諜報部の高官

「魔王様、近頃、我が軍を打ち破り、人間共が破竹の進撃を続けています。

人間どもは勇者の活躍として華々しく喧伝しておりますが、それについてご報告があります。」


幹部

「ふん、勇者か

人間風情にも、骨のある奴がいたのだな!」


諜報部の高官

「差し出がましいと思いますが、

四天王の一角であるスヴェン様を倒したのも、この勇者率いる一行であります。

油断はできないかと」


報告を続ける魔王軍諜報部。


「勇者は、大陸最南端、人間どもが聖王国と呼ぶリンナと呼ばれる地に突如現れました。

これは、捕虜にした人間や街に入り込んだ間者から裏付けが取れています。」


「また人間どもの喧伝によりますと、

勇者は異世界人であり、勇者召喚の儀によってこの世界に現れた、神の御使いだそうです。

かの者が現れてから人間どもの中には、銃なる新兵器を持つものが現れ、

我が軍は苦戦を強いられております。」


会議室上座で、報告を聞いていた魔王は立ち上がり、

「ふふふっ、なるほど異世界人か!

まだ、そのような地があるとはな。

銃、なかなか面白いおもちゃだ。」


身を翻し、魔王は宣言する。

「まず勇者を相手にする前に、

その異世界とやらを、我が征服してやろう!

故郷を失ったと知れば、その勇者とやらはどう反応するかな?

余興にしては、良い案だと思わないか!!」


「ふん、人間に出来たのだ。

我がその異世界に攻め入るのも簡単であろう?」


「今宵、世界は再び、震撼するであろう!

では行ってくる。」


慌てる諜報部の高官や臣下たち。


凄まじい魔力の奔流とともに、魔王は虚空へと消え去った。


同刻、日本の片田舎。


ゲームで一番弱いとされる一匹のスライムが出現した。

映像効果も何もない、真面目にしょぼい出現シーンだった。


「うん?なんだこれは!

我はどうなったんだ!」

そう、このスライムこそ、異世界を侵略する魔王その人だった!


異世界転移に大きく魔力を削がれた上に、魔力の薄い地球に降り立ったため退化しちゃった。

(場所も分からない異世界に転移しようとしたため、通常より魔力を使ってしまった結果)


これはボーイ ミーツ ガールならぬ、ヒューマン ミーツ デーモンロード。


この後、日本人の高校生に会って、コメディになるのか?

おっさんに出会って、訳の分からない社会事情に巻き込まれるかは作者さん次第。


まず最弱スライムから進化して、西洋式スライム(物理無効)にならないと、

交通事故でも話が終わりそうだ。


ここまで2例挙げてきましたが、どんな題材でも自分の糧に変わるもの。


そう、どんなに関係性がなくても、もう有名作品があるからなあ、今更だよなあ、と思う題材も考え方次第では化けるのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ