表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

そしてシンボルになる

♢♢

 孤児院のシンボルが豆の木と花の融合したデザインになったのはそれから50年後の話だ。色は漆黒と真紅。彼らの遺伝子を継ぐ者がデザインして寄贈したらしい。今や国の装飾分野の第一人者になった彼らの子供はそびえたつ墓の前で見たことのない親に想いを馳せる。伝説の殺人鬼という噂の親に対して、会ったことはないけれど、二人が永遠に結ばれるようにとデザインしたらしい。死後ではあるがジャックもフラワーも幸せ者だったと思える。陽のあたる場所で二人が大人の姿で出会えていたら、生前も幸せだったのかもしれない。シンボルがそびえたつ施設からは今日も優秀な子供たちが育ち大人になる。子供の姿でしかできないことも、子供の時にしかできないこともあるということを豆の木と花のシンボルは教えてくれているとのことだ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 面白かった!最後まで読んでしまったよ…★5ですな
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ