宿屋
●1章5話 宿屋
冒険者ニナ:
結界はるので、しばらく出入りしないでねー。
ぶつぶつ。。。。
オレ(エド):
(けっこう時間かかる魔法だな。呪文聞き取れないけどヤバそうな雰囲気)
冒険者ニナ:
ふー。終わったよ。これで宿ごと吹き飛ばす程度の雑なのは防げるはずです。部屋に出入りする時は言ってねー。
オレ(エド):
そんなのも防げるんだ。で、防げないのは?
冒険者ニナ:
都市規模で壊すとか、埋めるみたいなのは生き残れるか微妙かなあ。それ以上だと無理。
あと、時間かけてこっそり穴あけるようなのは苦手な結界なので、そこはだれかが起きてて警戒するよ。
冒険者サナ:
ステータスは上がりましたか?
オレ(エド):
ああ、少しだが。
HP:31ー>33
MP:43
LP:100
SP:20
INT:39ー>40
AGI:7
STR:4
DEF:5
冒険者サナ:
7時間かけてHP+2ですかあ。先は長いですねえ。
少なくともHP60くらいないと、ダンジョンの1層でも普通に探索できないから、
結界張って戦うしかないし、結界張ったら動けないので、魔物呼ぶポーション使うしか効率いい方法ないしで。
冒険者ニナ:
魔法覚えてもらわないと、MP上がらないからもったいないよ。
HPは長い目で見ることにして、まず魔法で身体強化狙いにしましょう。
冒険者シリル:
そうですね。それでいきましょう。
この魔導書読んでください。
オレ(エド):
読むだけで魔法使えるようになる?
冒険者ニナ:
そんなわけないでしょ。読んだ後は地獄の特訓ですよ。
オレ(エド):
地獄はイヤだぞ。
冒険者エン:
大丈夫です。私がなんとかします。私に任せて天井のしみ数えてればいいんです。
冒険者シリル:
みんな、脅さないで。気になって魔導書が身につかないかもですよ。
魔力経路を開くちょっと強力な魔道具もありますから、安心して読んでください。ふふっ。
冒険者サナ:
(シリルが一番怖そう)