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社の向こう側(やしろのむこうがわ)  作者: 刹那
第一章
3/8

蓮の池

この学校は高台にあり緑も豊富で景色もメチャクチャ良い!

 でも……

 俺みたいに途中で学校を早退する奴には少々キツい……


なぜならスクールバスが無ければ徒歩で45分程歩いて高台を下らなくればならないからだ。


 昼飯食って帰れば良かったかなー?!


 景色を見下ろしながらこだまのように

 『腹へったー!!はらへったー!ハラヘッター!』と叫んだ。


 『ワンワンワンワン!! 』

 おっ!!きたきた!


俺のもう一つの目的は、こいつに会うためだ!

 『うぉー!!ロビン!!』

 ロビンは俺めがけて一直線に走ってくる。なんて可愛いんだーーー!!


スンスーン ペロペロ

『こらっ』

『くすぐったい』『あはははっ!』


ロビンと言う名前は俺が決めたんだ。

 野良犬なんだ……


人になつかないけど俺にだけなついてくれたんだ……

 まー、努力はメチャクチャしたからなー!

 初めは軽く噛まれたりもしたし……


ゴールデンレトリバーの血が入ってそうな顔して可愛いんだ!

中型犬よりチョイでかい感じかな。

 一度連れて帰ろうとしたけど

こいつ、ここから動こうとしないんだ。


縄張りを離れたくないのかも……

 まーーー俺ん家団地だからコッソリ飼わなきゃいけないから可哀想だけどな……


こいつにとっては一匹でも楽しい我が家なのかも知れないな……


 『ほら!缶詰め持ってきたぞ!!たーくさんたべろよ!!』


『わんっ!!』ピチャッピチャッピチャッ


毎日ロビンの為にschool鞄にロビンの食事の皿を入れてる俺って……女子力高い!!








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