第二章 23 『影に潜む者⑤』
とりあえず部屋から出たけど、ここからどうしましょうか…
ロジェは、屋敷の中を歩き回ること約数分、この盗まれたと思われる仮面をどうするべきか悩んでいた。
正直な事を言うと、一秒でも早くこの仮面を渡してきたサンドホーク愛護団体を問い詰めたいのだが、いくら実力(?)がある彼らでもこの街で1番警備が厳しいこの屋敷に忍び込むのは難しいし、そもそも彼らは忙しいので来てくれない可能性があるのだ。
一番早いかつ簡単に解決出来る方法が、ロジェ自体が彼らの元に向かう事なのだが、あの空間への行き方が分からない以上詰みである。
「はあぁぁぁ…なんで私はいつもいつもこうやって変な事件に巻き込まれちゃうんだろ……早くお家に帰って現実逃避したい。」
この渡された仮面が本物だと決まった訳では無いが、ロジェには今までの経験から分かる。
こういう時はかなりの高確率で本物なのだ。ロジェは生まれつき運が悪いのでやたら事件に何度も巻き込まれてきた経験がある以上、そう確信しているのである。
「とりあえずトイレに向かいながら考えよ…。せめてアリバイぐらいは作っておかないと怪しまれちゃうし…」
ロジェは部屋を出る前にトイレに行くと言って出てきたのだ。別に行くつもりなど全く無かったのだが、そう言っておきながらトイレに向かわず外へ行った場合、更に怪しまれる可能性がある以上、行く振りくらいはしなければならないのだ。
――もしかしたら後ろから私を怪しんでるあーるんが後をつけてきてるかもしれないしね…。
色んな階を遠回りしながら動き回り、ようやく会議室がある2階のトイレへと着いたので、重すぎる足を動かしながらなんとかドアを開く。
余談だが、この屋敷のトイレには3つのドアがある。
1つ目は入口のドア、2つ目は性別を分ける為のドア、そして3つ目は手洗いスペースがある空間、最後に4つ目のドアを開けると個室トイレがある空間へと繋がるのだ。このタイプの間取りは、滅びた文明にも似たような物があったらしく、人の多い施設などでよく使われていた形式のトイレに似せているらしい。
ロジェは1つずつ迷わずにドアを開けていく。そして性別選択のドアで女性用ドアを開くと、見覚えのある痛い画面を被った先客がそこにはいた。
「お待ちしておりましたマスター。我々は貴方に1度お話したい事が―――」
ロジェは相手が言い切る前にそっとドアを閉めた。
――見間違いだろうか?今日の朝の目覚めだって最初は知らないおじさんの膝の上だったし、色々な事が起きすぎて私の頭まで頭がおかしくなっている可能性があるわね…。さっきまでこの愛護団体の人に会いたいって思ってたからきっと幻覚を見たのよ。うんうん…。
見間違いの可能性もあるので、念の為もう一度ドアを開いてみる。
「マスター。我々と――」
見間違いでは無いことを確信したので、またもや相手が言い切る前にドアを閉める。
どうやらこれは間違いなく現実のようだ。――この人、なんで屋敷のトイレなんかにいるの?関係者ならわざわざトイレなんかで待ち伏せせずに堂々と会いに来ればいいじゃん…
ほぼ確実にないが夢を見ている可能性にかけて、自分の頬を抓るが痛みがあるので現実だった。現実は非情である。
するとノックしながらドアを開けるためにドアノブを引こうとする力を込める気がしたので、ロジェは全力で対抗してドアを押した。
『ちょっとマスター!?なんで私に会うことを拒否するのですか!確かに勝手にこちらまで来たのは非常識な自覚はありますが…』
「ぐぬぬ…突然の出来事の数々で私の脳が拒否反応を起こしてるんです!少しだけ思考回路をリセットする時間をくーだーさーいー!」
まだ昼前だと言うのに、ロジェの脳内で受け入れられる情報量が限界を越している。
ただでさえ昨日の戦いで脳を限界まで酷使した反動が残っていると言うのに、突然膝枕してくる変質者然り、盗まれた仮面然り、目の前に何故かいる愛護団体然りなんかもう色々と限界なのだ。
――ロジェの脳は、目の前で起きている出来事を受け入れる行為を完全に拒否している。
『そんな事言ってる暇はありません!我々の作戦決行日まであと少しなんですからもう自由に使う時間が残ってないのです!だから話だけでも――』
「なら私が作戦を命じるので、今だけは勘弁してぇ!!!その計画してた作戦は中止で良いからー!!」
『ぐぬぬ…そんな訳には行きませんよ!だって今回の作戦は、今までで集めてきた戦力全てを使ってでもやるって言ってたじゃないですか!』
なんの話か相変わらず分からないが、どうやらそのマスターとやらは相当私に酷い目に会わせたいらしい。…普通にしてるだけなのに次から次へと問題事がやってくるし、この世界はみんな私に厳しすぎじゃない?
そうしてドアの周りで意味不明な戦いを繰り広げること約数分、相手が突然ドアに力を込める事を辞めたので、ロジェが即座に地面へ押し出され、顔から落ちた。
「はぁ…はぁ…やっと会えましたよ。マスターに1つ聞きたい事がありますので、我々と一緒に1度来てもらいますからね。」
「え、いやで――」
『混沌の次元』
またしてもロジェの目の前は真っ暗になった。
△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼
ロジェが目を覚ますと見覚えのある玉座に座らされ、真っ暗な空間にいた。前来た時と違うのは、玉座の周りに花が置いてあったり、花装飾がしっかりとされている事くらいである。
少し眠らされていたお陰で脳内がすっきりしているが、相変わらず意識を失う直前の記憶がなくなっている。何回体験しても理屈が分からないし不思議である。
「また私この場所に連れてこられちゃったのね。毎回思うけどこの愛護団体の人達ってどうやって私を運んでるのかしら…」
連れ込まれる時に体の変な所を触られていないか心配しながら体を動かそうとするが、相変わらず玉座に体が固定されているのでその場からは逃げる事は出来なかった。出来ることは足を組んで座る事くらいだった。
こうなるとどうせ逃げても無駄なので、逃げることを諦めてまだ食べてない朝食の事でも考えていると、いつものように奥から痛い仮面を被った人がこちらへ向かって歩いてくる。
「マスター、今回も手荒な真似をしてしまい申し訳ありません。本日はどうしても確認したいことがありましたし、何度連絡しても返事が来ないので、強制的にこちらへと招待しました。マスターのお忙しい時間を奪ってしまった事は反省しておりますので、どうかお許しください。」
――うん。ごめんなさい。完全に連絡の存在を忘れてました。こちらにも色々あったんです…。というかそれで連絡すれば良かった…。
「そ、そうですね。私は別にそこまで怒ってないし、気にしないでください。」
「マスターのその優しさ、有難く頂戴致します。」
そういえばこの人と一緒に行動しているあの黒い髪の強そうな男はどこに行ったのだろうか?全然見当たらないけど、何か怪我でもしているのかな?
ロジェは勇気を出して聞いてみることにした。
「ところでなんだけど、あなたといつも一緒にいるあの男の人はどこに行ったの?怪我でもしたので――」
その質問をした瞬間殺気のような強い視線を感じたが、一瞬で無くなったので何が起きたのか分からず困惑する。
「ごめんなさい。別に悪気はなくて…もしかしてですけど聞いちゃダメな質問でしたか?」
すると、目の前の仮面女が口を開いた。顔は仮面で隠されていて見えないが何か殺気のような物を感じる。
「……いえいえ。マスターは我々にとって神ですから、どんな質問をして頂いても構いません。むしろ先程は感情に身を任せた行動をした私に対して処分を下すなり、殺すなりして罰を与えてください。自身の感情だけで組織のルールに刃向かった私は生きる価値などありません。」
……覚悟決まりすぎじゃない?マスターとかよく分からないけど、感情を向けただけで死刑だなんてあまりにも酷すぎる。一体どんな研究施設なんだサンドホーク愛護団体は。
「前にも言いましたが、私は平和主義者なのでその程度の事で命を奪うつもりはありません。そんな簡単に命を投げ捨てるのは私が許さないわ!だからそんな事はこれから先二度としないで。」
「慈悲を頂けるなど光栄です。二度としないと誓いますので、先程の無礼をお許しください。」
別に慈悲なんて掛けたつもりなんてないんだけどなぁ…。命なんて簡単に捨てる物じゃないよ。うんうん。
「とりあえず、なんで今回は私をここへ呼んだの?私もあなた達に聞きたいことがあるけど、先にそちらを聞かせてくれないかしら?」
「…分かりました。我々が今回マスターを呼び出したのには理由がありまして、その、私の相方がマスターの攻撃の被害に会ってしまったので中々立ち直ることが出来ていないのです。間抜けなやつですが、あいつが居なければ我々の部隊は上手く回りません。ですので、マスターの力で直していただけませんか…?」
――うーーん。何を言ってるのかよく分からないなぁ。というかこの人達は私のことを屋敷で暴れていたらしいマスターと勘違いしてそうだな。誰の事か分からないけど私は誰にも攻撃なんてしてないよ?完全に人違いだよ?そもそも攻撃魔法すら使えないポンコツちゃんだよ?
――ここは1つ、誤解を解く必要があるかもしれないわね。
「あー。その事なんですけど――」
「分かっています。マスターは私達の事をこの程度の試練を簡単に乗り越えろと仰るのですよね?自分達が未熟なのは承知の上です。なので、どうかあの馬鹿を助けてやってください。この通り!」
そう言いながら、目の前の仮面の女性は頭を下げてきた。私の事をその攻撃してきたマスターとやらと勘違いしているのであれば完全に人違いなのだが、こんな事をされると非常に断りづらいじゃないか…。
「……分かりました。私にその症状を解除出来るかは分かりませんが、1度彼の様子を見せてください。出来る範囲で私も協力します!」
私の治癒魔法と数本しか残ってないが回復ポーションを使えば、物理的な傷ならばなんとでもなるだろう。
私の目標は、全ての人を笑顔にできる魔女なのだ。完全に人違いだけど目の前で困ってる人がいるのであれば見捨てる訳にはいかない。
△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼
モモはクロの寝込んでいるベットにマスターを案内し、診察をさせていた。
クロがこんな状態になったのも、全てマスターが仕組んでいるのはあの現場で目撃しているので知っているのだが、それを知っていて「あれ?今日は相方の人は居ないんですね?」と明らかに馬鹿にしているような発言を聞いた時には息の根を止めてやろうかと思った。
本来それはマスターに向けてはいけない感情だしそんな事すれば一瞬で打首なのだが、今日のマスターは機嫌が良いのか直ぐに首を切ってくることはなかった。もしここにあの時の見た小さな悪魔が居たら即座に消されていたことだろう。
マスターから直々に慈悲を与えられたので同じミスをしないようにモモは深呼吸しながら、マスターの話を聞くことにした。
「これは…物理的なダメージではなく、精神的なダメージでやられていますね。一体彼に何があったのでしょうか…。」
――わざとなのか…?わざと我々にふざけた発言をして限界を試しているのか?このマスターは。
「……一応確認ですが、マスターがあの屋敷で模擬戦を提案したのは事は覚えてますよね?その現場に実はクロもいたんです。あの光景を見て「マスターが怖い」と言うようになり、軽いトラウマになってしまったようで…」
「そうだったんですか!?あの時の模擬戦はあそこまでやるつもりはなかったんです!そもそも気絶させるまでやるなと事前にあの子には言ってたのですが、あの子ったらやりすぎてしまったらしくて…。でもこの男の方は見かけませんでしたよ?どこに居ました?」
目の前にいるマスターの顔を確認するが、その顔に嘘はなかった。それどころか本当にクロが居たことにすら気付いて居ないようにも見える。
普通ならば自分が屋敷にある魔道具を回収しろと指示したのだから、屋敷に同じ人物が3人居る時点で分かりそうなはずなのだけれども……
「その時クロは、マスターの命令通り屋敷にある魔道具について調べていたんです。あの時変装が被ってしまう事は想定外でしたが、魔道具の調達も完了しましたし作戦に支障はなか―――」
「ちょっと待ってください。もしかしてあなた達は、あの時変装して模擬戦に参加していたのですか?」
突然マスターの声のトーンが低くなり、当たり前の事を質問をしてくる。冷静に考えればすぐに分かることなのだが一体何故そんな質問をするのだろうか?
すると、目の前にいるマスターは答えた。
「なんで私の大事な仲間に変装してるんですか!もし仮に彼に謂れの無い罪で処刑なんてことになれば、私が色々と困るんです!!!そんな事を私は指示してませんよ!」
――え?あの緑の髪の男って、マスターの仲間だったのか?そんな情報は一度も聞いてないぞ!
「あの男はマスターの仲間だったのですか!?屋敷に頻繁に出入りしているので、我々は彼を利用したのですが――」
「そうよ!彼が居なくなったら私が生きて行けなくなるくらい大事な人なんです!そんな相手に変装するなんて、一体何考えているんですか!」
マスターは常に鮮度の高い情報を入手するために情報統率専門の付き人と行動しているって話はあったが、もしかしてあの男はマスターの付き人だったのか…?てっきり式場で見たあの小さな悪魔がそうだと思っていたのだが……
それを考えた時、モモの脳内に1つの結論が導かれる。
――まさか。マスターは事前に自分の付き人をあの屋敷に潜入させることで、安全に魔道具を回収するつもりだったのではないか!?
目の前のマスターが何を考えているかは相変わらず分からないが、あの日確かマスターは緑の髪の男を連れて屋敷に来ていたのだ。恐らく魔道具の納品が遅いので痺れを切らしたマスターが自ら『導きの祝儀』を回収しに来たのだろう。
そう考えればマスターが仕事の遅い我々に向かって自分の仲間と模擬戦させて、二度と同じ事を繰り返さないように体に鞭を打って痛みを覚えさせた事も、屋敷にいた人間全員に精神攻撃をして逃亡した事にもある程度納得が出来るのだ。……だとしても精神を壊すのは少しやりすぎだとは思うが。
「申し訳ありません。我々の調査不足でついマスターの足を引っ張ってしまう等、考えておりませんでした。我々一同深く反省し、二度と同じことは繰り返さないと誓います。」
「反省してちょうだい。私の仲間に変装して何しようとしたのかは知らないけど、そんな危険な橋を渡るのはやめてください。次はありませんからね!あと頭を下げる必要は無いからやめて?あなた達とは対等な関係を持ちたいのです。」
「ハッ!」
どうやら今日のマスターは、何があったかは知らないが本当に機嫌が良いらしい。組織のトップが下位部隊の端くれに対して対等な関係を持つなど普通ならば考えられない発言だ。
下げた頭を戻すとマスターが何か魔法を使っていた。するとその場でクロがベットから起き上がっていた。まるでクロに何も感情がないように見えるのは不思議だが、今までベットから起き上がることすらしなかった人間が、そんな行動をしたことに驚きが止まらない。
「マスター。まさか貴方は彼を……?」
「とりあえず私のやれることはやりました。上手くいくかは分かりませんが、彼には今私の魔法で精神状態を一時的に『無』にしています。まだ完全には治ってませんが、運が良ければ元に戻るでしょう。あなたは彼が立ち直れるよう祈ってあげてください。」
その言葉を聞き、モモは今まで目の前のマスターが偽物だと疑っていた自分を恥じた。
他人の精神を無にするような魔法は倫理観を完全に失っているし、これは明らかに法に引っかかるような違法な魔法だ。マスターは精神干渉に関する魔法を使えると聞いた事があるので、今使ったのも恐らくその類のものだろう。
人の感情を消してしまうような危険な魔法を死にかけの人間相手に迷う事なく使って魔法を試すだなんて、鬼畜を超えて地獄を支配する閻魔だ。
――そんな頭のおかしい事ができるのは、予告もなく突然『試練』を課して部隊全員を地獄に叩き落とすマスター以外の何者でもないでは無いか。
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『運が良ければ』という言葉は便利だ。
その言葉を使えば、絶対に解決出来ない事でもその言葉を付け足すだけで、相手は希望を持つことが出来るからだ。それを付ければ全力を尽くした感じが出るし、失敗したら『運が悪かった』で片付く。何度も言うが、この言葉は本当に便利な言葉である。
相手の良心に漬け込んでこの発言をするのは少し心が痛むが、他人の心の傷はロジェでも治せないので仕方がないのだ。
ロジェがあの模擬を提案したのだから、今やれるべきことをやるのがせめてもの罪滅ぼしてある。
「この度は彼の治療をして頂きありがとうございます。マスター。」
「いやいやいや。私は別に大したこと出来てないのよ。この魔法さ一定時間経ったらまた切れちゃうし、運が良かったら精神状態が元の状態に戻るからとりあえず願ってて欲しいな。あはははは…」
――私の力でも心の傷だけはどうしても治せません。ごめんなさい…。
「それでマスターに一つだけお願いがありまして。上位部隊から何度も『祝福の鬼嫁』という魔道具が渡されていないと連絡が来るのですが、今持ち合わせていますか?やたらうるさいので一度魔法陣を経由して送り直そうと思うのですが――」
何を言っているか全く分からないけど、どうやら彼らも盗難被害にあった祝福の鬼嫁を渡し間違えていたことに気付いたらしい。
正直、私がこれを持っていても犯罪者になるし、魔道具が欲しいのであれば欲しい人に渡して使ってもらうべきである。…なんで彼らはそんな危険なアイテムを求めてるのかは分からないけど。
「わかったわ。今渡すからちょっと待ってて。」
そう言って自身の時空鞄に手を突っ込もうとするが、違和感に気付く。
――あれ?いつも肩から下げているはずの私の時空鞄がない。
いつも時空鞄を提げている位置を何度も漁るが、鞄の感触がしなかった。もしかしたらここに来る前に落としてきてしまったのかもしれない。
――まずい!あの時空鞄には盗難品が入っているのよ!もし仮にあーるんか誰かが中身を漁ったら即座に私が犯人にされてしまう!絶対に阻止しなければ!…でもその前にこの人達から解放して貰う為にも早く画面を渡さなきゃだし、えーっと…えーっと…そうだ!
「あれ?どうされました?マスター。」
「…………ちょーーっとだけ、ちょっとだけでいいから後ろを向いて貰っても良いかしら?」
「え、えぇ…」
そう言って仮面の女は後ろを向いてこちらを見ないようにしてくれた。
その隙にロジェは、禁じ手にしていた『空想の具現化』を起動させて偽物の祝福の花嫁を作り出し、それをサンドホーク愛護団体の人達に渡す事にした。
――ま、まぁ…誰かがこの偽仮面のことを意識してたら存在は消えないし?別にバレても見つけた奴が犯人になるから私は怒られないし…大丈夫だよね?




