人物紹介.おさらい。
◆ ハナ(小泉 花:こいずみ はな)
ユシュタールの人達には「ハァナ」と呼ばれているが、表記は「ハナ」。
日本のとあるホテルでお見合中にバルコニーから転落。そこを『神様(ユシュタル)』に拾われて、ユシュタールと言う世界にお届けされる。音楽大好き。
現在はカルヴァ侯爵家の養女となり、ルークの側室に。
〓〓 マグノリア帝国 〓〓
世界の中心に位置する。創世の時代、人間と敵対していた魔族を退けユシュタール世界を平定したヴィシュヌが建国した国。
『マグノリア皇家』
◆ ルーク(ルカシュテインファン・ヴィシュヌ・マグノリア)
マグノリア帝国皇帝。
魔力に関してはヴィシュヌの再来と言われるほどだが、恐らくそれ以上の力があり、油断するとクシャミひとつで一国が消える程。※誇張表現あり。
◆ フランツ(フランツィスクス・マグノリア)※故人
ルークの兄。
七歳の頃に双子の弟・エーデル(正式名称別にあり)を殺害(皆は事故だと思っている)。
ルークによって皇太子の座を奪われ、殺されたと噂されていたが……。
『ユース侯爵家』
◆ ディアン(ディアン・ユース)
現ユース侯爵、マグノリア帝国宰相位にある。
帝位継承権第四位。サンドル王国王位継承権第二位。
レナードの双子の兄。魔ペン(アポルオン)を持つ。
◆ レナード(レナード・ユース)
マグノリア帝国騎士団・近衛隊隊長。と言う事は別に騎士団長がいるかも知れない。
帝位継承権第五位。サンドル王国王位継承権第三位。
ディアンの双子の弟。魔剣(メレフィス)を持つ。
◆ アンジェリーナ(アンジーとも呼ばれる)
ディアンとレナードの母。
サンドル王国王太子の従妹であり、王太子の元・婚約者(正妃予定者)。
◆ パパ(仮名) ※故人
前ユース侯爵。ディアンとレナードの父。
フランツの弟が亡くなった後、皇帝(ルークの父親)に任命されてフランツの教育係となる。フランツの狂乱もパパが存命だったならば――。
『カルヴァ侯爵家』
◆ ジャスティン(ジャスティン・カルヴァ)
王宮侍従長。
元・近衛騎士で帝位継承権第三位。
ルークとユース家の双子の教育係。魔剣(リリアーナ)を持つ。
◆ シェラサナード(シェラとも呼ばれる)
ジャスティンの妻(正妻)でルークの姉。
治癒魔法も施せるほどに女性にしては魔力がかなり強く、予言の力も微かに持っている。
◆ クリス(クリストファー・カルヴァ)
ジャスティンとシェラの子供。只今、元気ハツラツの五歳。
◆ セイン(セイン・カルヴァ)
政務長官。
花の養父で、ジャスティンの兄。妻一人に息子三人。
◆ ソフィア
セインの妻で花の養母。
帝国一の女傑と言われているらしい。
◆ ヴィート
セインの長男。
かなり謎の人物。現在『森』にて行方不明中。
◆ ラルフ&ハロン
セインの次男と三男。
ラルフは兄の代わりに嫡男の仕事を引き受けている。またハロンは親友のランディと共に騎士を目指そうとしたが、ヴィートの無言の反対を受け、断念。
『その他の面々』
◆ セレナ&エレーン
花の侍女。
セレナは下位貴族の娘だが、かなり生活魔法に長けている。またエレーンはユース侯爵家の遠縁にあたる家の出身だが、昔の有名な珍事件の被害者でディアンの事を非常に恐れている。
◆ ジョシュ&カイル&コ―ディ
花の護衛。他にも数人いる。
◆ ランディ&アレックス
近衛騎士。
ランディは副隊長。アレックスはセレナの兄。
◆ グラン伯爵
内政長官。
ランディの父親。※ギャラリーのおまけ番外編参照。
◆ ガッシュ大将
軍大将だが、以前は近衛隊長だった。
『困った面々』
◆ ドイル伯爵
元・内大臣。
フランツの叔父。外戚として野心満々だったが失脚。
◆ コーブ伯爵
外大臣。
娘をルークに惨殺されたとの噂。色々と問題はあるが、仕事は出来るので政務官達の刷新後も外大臣の任にある。
◆ ハルンベルツ侯爵
十八話にて娘三人と登場。
◆ サルト伯爵
三十、三十一話に登場。
◆ テレンス伯爵 ※故人
ルークの外祖父。
控えめで誠実との評判だったが、裏での策謀がルークに露見し、ルークの力の暴走によって死亡。
今現在、テレンス伯爵領は皇家の直轄地となっている。
〓〓 セルショナード王国 〓〓
マグノリアの東に位置する国。ヴィシュヌの七宝は『剣』。
◆ リコ(リカルド・ヴィシュヌ・セルショナード)
現・セルショナード王。帝位継承権第二位。
十七歳の時に母を亡くしてから、視察と称して国中を旅していた不遇の王子。
最初の頃は身分を隠して旅していたが、王家特有の赤毛・翡翠色の瞳と、お付きのザックが色々と問題を起こすのですぐに身バレする。そのうち諦めて隠す事もやめてしまった。
◆ ザック(ザッカリー・マルケス)
リコの近衛で問題児。
空気は読めるけど、読むつもりはない。
◆ トールド
リコの近侍。
貴族位はそれ程高くないが、幼い頃からかなり優秀だった為、ザックと一緒にリコの近侍として育つ。
◇ クラウス
一年ほど前にサンドル王国神殿からの推薦状を持って現れた魔術師。その強大な力によって予言者亡き後のセルショナード王国筆頭魔術師となる。多くの弟子を連れていた。
◇ ガーディ
クラウスの弟子としてセルショナードに現れた。ずっとマグノリア王宮に小間使いとして潜入していた。
◆ セルショナード王 ※故人
リコの父。
ターダルト王国との戦で衰退した国を再び「大国」と呼ばれるまでに復興させた王。
飛び抜けて魔力が強く、名君として人々から尊敬されていたが、突如マグノリアに戦を仕掛けた。
◆ クリスタベル(ベルとも呼ばれる) ※故人
元・セルショナード王国王妃。ルークの姉でリコの母。
原因不明の病でリコが十七歳の時に亡くなった。女性にしてはかなり魔力が強く、予言の力を持っていたが秘密にしていた為、あまり知られていない。
◆ マックス(マクシミリアン・セルショナード) ※故人
第二王子だったが、魔力の強さでリコを凌いでいた為、王太子の地位にあった。
◆ ニコス(ニコラウス・セルショナード)
第三王子で現・王弟。セルショナード王位継承権第一位の為、今現在は人質としてマグノリアに遊学中。元気いっぱい無邪気な八歳。
◆ 預言者 ※故人
セルショナード王の従妹であり、筆頭魔術師だった。
リコを『呪われた王子』と予言。
◆ メルク
セルショナードの元・現・宰相。
ザックの父親。魔力は強いのにかなり老けこんでいる。
◆ 王女たち
リコには姉三人、妹一人いるが、登場機会はなし。
〓〓 サンドル王国 〓〓
海を挟んでマグノリアの南に位置する(海は世界をU字型に広がっている)。ヴィシュヌの七宝は『鏡』。
◆ 王太子(ディオ:エヴァーディオ・サンドル)
『神の御子』と呼ばれるサンドル王家直系の双子の弟として生まれたが、体が弱くずっと神殿で暮らしていた。
マリサク王国との戦で兄であるティノが戦死。そんな中、『神の御力』を得て、サンドル王国を勝利へと導く。
◇ ガーディ(ガーディリステ・ローデス)
王太子の近侍だが、マグノリアやセルショナードで色々と暗躍していた。
ローデス家はサンドル王家の傍系。
◇ クラウス
王太子の客人として神殿にて、ごろごろしていたらしい。
◆ ティノ(セレスティーノ・サンドル) ※故人
『神の御子』として、幼い頃より大切に育てられていた。かなり性格が悪かったらしい。※アンジェリーナ談。
マリサク王国との戦で死亡。
◆ 王女数名
何人かディオには妹王女がいる。レナードに熱烈プロポーズ中。
〓〓 ターダルト王国 〓〓
マグノリアの北東に位置する国。その昔、戦によりセルショナードの『果て』に面する領土を一部奪った。
〓〓 マリサク王国 〓〓
海を挟んでマグノリアの西南に位置する国。サンドル王国とは隣接しており、数十年前に突如サンドルへと侵攻したが、結局は敗戦した。
〓〓 カラカング王国 〓〓
海を挟んでセルショナードの東に位置する国。螺鈿細工などの工芸品が有名。
〓〓 ヘスター王国 〓〓
マグノリアの西に位置する国。
〓〓 ? 〓〓
もう一国あるが、詳細は不明。
『魔族』
◆ アポルオン
今現在の魔族の中でメレフィスと並び最高の実力者で、最高にアホ。
ディアンの大切なペンに勝手に寄宿中。
◆ メレフィス
アポルオンのとばっちりで魔剣へ。究極の無口。
魔剣としてレナードに仕える。
◆ リリアーナ
魔族の中でかなりの実力者。その魔力に少々問題あり。
ジャスティンに一目ぼれして、自ら魔剣として仕える事に。
◆ ロタン
魔族の若者。アイニ―が大好き。
◆ アイニー
魔族の娘。メレフィスが大好き。
◆ 長老達
アポルオン達が魔剣に宿った時から、メンバーは変わっているらしい。