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第三章 【誘拐】ヒナ、カメside

最終章が始まりましたー

一応最期まで書き溜めしてますー

まったり投稿しますねー

(ヒナサイド)

アキラと出会ったのは真冬の時期。

最近はぽかぽか陽気の日が続き、服装に困るようになってきた。そんなある日、アキラに

「カメ出すから、買い物行ってこい」

と言って貰えて、買い物に行くことになった。

カメにその話をすると、すごく嬉しそうに街の色々なお店の話をしてくれた。

「全部行こう」

そう言って、合間の時間に二人で計画した。


買い物当日、マンションの呼び鈴がなって、カメが来た。

一晩中接待で飲んでいたアキラが不機嫌そうにドアを開け、見送ってくれた。

その時は、会えなくなるとは思わなかった。


(カメサイド)

何が起きたのかわからなかった。

途中で入ったマカロン屋。

マカロンを選んでいると、急に隣から銃声がきこえた。音のした方をみると、ヒナが無表情で銃を構えていた。

後ろで人が倒れる音とうめき声が聞こえる。

振り返ろうとした時、後ろから数発の銃声が聞こえた。

両方の大腿骨辺りに激痛が走る。ヒナの方を見ると、右肩から血を流し、腹部を押さえていた。ヒナも撃たれたらしい。しかし、その瞳に怯えは全く見えなかった。まっすぐ前を見つめていた。

視線の先には、倒れた一人の男と他に三人の男がいた。

「カズヤさんにつれて来いって言われているから、大人しく付いてこい」

立てなくなり、蹲る俺と腹部を押さえて、右肩から血を流すヒナに向かってスタンガン片手に男が近付いて来る。

ヒナに男が近付いた瞬間、男の首から鮮血が吹き出した。

ヒナの左手にはナイフが握られていた。腰につけていたらしい。

相変わらず、その目に感情はない。

ヒナに近付いていたもう一人の男が素早くスタンガンをヒナに押し付けた。それと同時に俺にも電流が走る。

倒れるヒナを見ながら、俺は意識を失った。

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