第一話
前書き
今月の【いい夫婦の日】に向けて(`・ω・´)❤️
ツッコミどころ満載ながらも、、
問題作?というか、同人活動をしたい!でも…な、最中で生まれた、黒歴史的な作品です。
因みに……本人の知らない間に勝手に結婚させたりしたら犯罪ですので、本人の同意がちゃんと得られない場合は、書類を書かせる、または本人の文字を偽っての偽造する行為は、お控えください❗️
当時みたいに毎日、1話ずつ更新します
※偶に2話投稿した事もありましたが、今回は1話ずつです…ご了承くださいm(__)m
偽りでも好い。
貴方が、私の隣に居てくれるなら、其れで好いの。
「………え…? 俺とアンタが…? 」
明智早馬は、テーブルを挟んで向かいのソファーに座る女性――乃利子に確認の意味でもう一度訊く。すると乃利子は顔を赤らめ、固定の意でコクリと頷いた。
マジかよ…早馬は米神を押え、溜息を吐いた。昨日の晩に戻れるなら戻りたい。心からそう思った。
昨晩。早馬は、同僚に誘われ、合コンに行った。
男女三対三。其の中に、現在自分を悩ませる原因ともなってる乃利子も居た。
「…なぁ…嘘、でしょ? オジサン、ほんと怒んないから、正直に言ってよ」
「嘘じゃありません。私達、もう、夫婦なんですよ。ねぇアナタ」
「いやいや嘘でしょ? 冗談でしょ? ってか、役場開いてるっけ? そんな時間に」
「最近じゃ、婚姻届提出は、二十四時間受付けてくれる所もあるんですよ」
「………………」
何があったかはよく覚えてない。唯、ケータイのバイブ音で目が覚め、何時もの様に体を起すと隣に温もりを感じて、まさかな…と思いながら布団を捲ると、乃利子が寝ていた。彼女が服を着ているのを確認し、安堵した今朝の出来事。
スヤスヤと鼾を掻いてる乃利子の肩を掴み揺さ振る。んー…と甘い声を洩らし、閉じていた瞼は、ゆっくり上る。綺麗な瞳の女性だと思ったのが第一印象だった。
まさか、乃利子の第一声を聞いて、狼狽する自分が居るなんて、数分前までの自分なら考え付かなかった事だろう。
冗談だって、言ってほしい!!
(昨日初めて会った女性と、夫婦になっていたなんて…)
後書き
此のシリーズはR12…R15?位の表現が含まれます!ので、閲覧には御注意を。…後、内容が余りにも重たいです(>_<)
初出【2012年5月21日】