第76章 アリシア子爵、調教師となる②
いや、あの日のお仕置きは辛かったわ。
魔王さまのお部屋でのムチ打ちの刑は、30分ほどで終わったんだけど、打たれたあとがミミズ腫れみたいに赤く腫れ上がってしまった(涙)。
ま、それはあの時の成り行き上、しかたなかいことだと言えるけど
私自身も、魔王さまへ直訴した科で重罪が課せられるだったところを、平手打ちとムチ打ちの刑くらいですんだので文句を言える立場ではないけど、あとで後遺症にかなり悩むことになった。
そこで私は、このピチピチの六人の若い輔祭ちゃんたちを、私好みの娘たちに躾けるにあたっては、精神的後遺症などが残らないように気をつけなければならない。
「いいこと?これから私があなたたちにすることは、輔祭の道を捨てて、ふつうの女の子としての道を歩くことを決意したあなたたちが、ふつうに女の子として生きるために必要なことよ!」
「はい」
コックリ
「わかりました」
「よろしくお願いします」
コックリ
「はい」
みんな真剣な顔だ。
「そもそも、ふつうの女の子とは、どういう女の子なのか? それは、ふつうに仕事をし、ふつうに暮らし、ふつうに異性と恋愛をし、ふつうに肉体的交渉をして...と思っているでしょう?」
「はい」
コックリ
「はい...」
「その通りです」
コックリ
「はい」
みんなが身を乗り出して来た。
「だけど、異性と ふつうに肉体関係になっちゃあダメなの」
「え?」
「どうしてですか?」
「それが、ふつうの女の子じゃないんですか?」
「そうです。アマラの言う通りだと思います」
コックリ
コックリ
「異性と肉体関係をもつのがダメな理由は... それは妊娠をするからよ!」
みんなが目を大きく見開いた。
「いいこと。あなたたちは、生殖適齢期の女の子たちなのよ!」
「やだあ、生殖適齢期なんて」
「まるで盛りのついたワンちゃんかネコちゃんみたい」
「恋愛適齢期って言ってください」
わいわいがやがや...
とたんに騒がしくなった。
「だから、男と交際するのは、私が許可するまでは禁止!」
「禁止?」
「禁止ですって」
「男と交際できないの?」
わいわいがやがや...
まあ、今まで俗世とは隔絶された社会に暮らして来た、おぼこな娘たちなのだ。
盛りのついたオス犬のようなヤロウどもがゴロゴロいるところなんて知らないから、男との交際の仕方もまったく知らないはずだ。
なので、もし女たらしなどに会ったりしたら、簡単にイチコロで落とされてしまって、処女ちゃんバイバイとなってしまう。
「静粛に!」
.........
すぐに静かになる。
「だから、今日から、私がいつか現れるであろう、白馬に乗った王子さまと熱く美しい恋愛ができるように、恋愛の仕方と愛の技法について、実地で教えてあげるわ!」
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます。子爵さま!」
「ありがとうございます」
「何から何まで、本当に感謝いたします!」
「心からお礼を申し上げます」
「愛の技法って、素敵な言葉ですね。室長さま!」
にゃははは。
ちょろい、ちょろい。
世間を知らない元輔祭の娘たちを手玉にとるなんて、超簡単だった。
愛の技法が素敵な言葉だって!
イヒヒヒ...
手取り足取りじゃない、キスで、お触りで、指で、
おぼこなあなたたちの体中を開発してあげるわ!
手を取り合ってよろこんでいる元輔祭の若い娘たちを見ていると
私が最初に魔都に来たころのことを思い出した。
♡ ♡ ♡
西ディアローム帝国の状況が緊迫したことから、情報分析室の仕事も24時間体制になって、それに合わせて元輔祭の娘たちも二人ずつの組に分けた。
元輔祭の娘たちと私の最初の戯れは、彼女たちの初仕事が無事終わり、家に帰ってから起こった。
情報分析室での初日の仕事をうまくやり切ったという解放感と、帰りにビル地下の『マオウナルド』で彼女たちの人生で、初めてのトリプルバーガーを食べた感激で元輔祭の娘たちは、すごく気分が高揚していた。
あ、トリプルバーガーを食べたのは、私とロニアちゃんと、ペーミンちゃん、ミンタちゃんの4人で、アマラちゃんとレイカちゃんとマルレーヌちゃんは、何とトリプルビッグバーガーを食べた!
さすがに、エルフのレイカちゃんは全部食べ切れずに半分持ち帰ったけどね。
トリプルバーガーはね、あの食感と味の虜にならない者はいないよね?
それとマオウコーラね。あれほど強力な組み合わせは、この世に存在しないよね?
「じゃあ、今日から『愛の講習』を始めるわ。二人一組で講習を受けるとして、今日はロニアさんとアマラさんの組ね。それから、私が『愛の講習』をしてあげていることは、魔王国政府の極秘情報と同じくらいの極秘なことよ。いいこと、誰にも口外したらダメ。わかったわね?」
「「「「「「はい」」」」」」
「魔王国政府の極秘情報と同じくらいの極秘なことを守秘できないようであれば、即刻、国外退去、本国送還となるからね!」
ちょっとはったりを噛ませておいた。
「「「「「「はい...」」」」」」
ロニアちゃんとアマラちゃんとの愛の戯れは―
それは、もう想像を絶する楽しいものだった。
ロニアちゃんとアマラちゃんの初キスも奪ちゃったし(えへへ)!
三人でお風呂に入り、おたがいを洗いっこしあったあとで
ロニアちゃんとアマラちゃんの感じるところを散々触り、揉み、弄った。
もちろん、私も二人から散々触られ、揉まれ、弄られたけどね。
三人とも気分が高揚したままハダカで巨大ベッドに移り
それから、私の本格的な調教が始まった。
「いいこと?あなたたちは、白馬の王子さまによっては、恋人を虐めるような形で愛情を表現する王子もいるのよ」
「え?恋人を虐める?」
「どんな虐めをするんですか?」
驚く二人。
「違う違う。虐めるんじゃなくて、虐める形だってば!」
「ああ。形だけなんですね?」
「良かったわ。どんな虐めをされるのかと思って鳥肌立っちゃった!」
安心する二人のかわいい未経験処女ちゃんたち。
うふふ。今から、たっぷりと可愛がってあげるわ。
「ロニアさん」
「はい?」
巨大ベッドの上で、恥ずかし気にさりげない感じで、控えめなおムネを腕で隠しているエルフ美女。
彼女の両肩に手をかけ、引き寄せると、そのプックリとした可憐な唇にチューをした。
「ふにゅっ?」
少し驚いたみたいだけど、長い睫毛を伏せて目をつぶった。
チュウチュウ...
唇を強く押し当てて動かしながらチューを続けていると、呼吸をするためにロニアちゃんの唇が自然に開いく。それを待っていた私は、ロニアちゃんの口の中の唾液を吸いつくすような感じで深いキスをする。
「ふむぐぐぐ...」
口で十分に息が出来ないので、キスをされているという興奮も手伝って鼻息が荒くなる。
「はぅん... はぅん...」
ロニアちゃんの体は、もうグタ―っと柔らかくなって、控えめなおムネを覆っていた腕もだらんと落として恍惚の世界にどっぷりと浸かってしまった。
私は、ロニアちゃんの歯茎を舌先でなぞったり、上顎や下顎を舐めながら、控えめなおムネをやさしく揉んであげる。
「はぅんん... はぅんんん...」
濃厚なチューをされながら、控えめなムネを揉み、ボタンを軽くクリクリとすると―
「は あっ うんんん―――――っ」
ビクビクっと体をふるわせて、クターっと体から力が抜けてしまった。
なに、この娘?
感度良すぎない?
ボタンを軽く弄っただけで、こうなってしまうなんて!
「ロニアっ、ロニア、どうしたの?」
アマラちゃんが、驚いて訊く。
「だいじょうぶよ。キスがあまり気持ちよくて、力が抜けただけよ」
「え、そうなのですか?じゃ、じゃあ、子爵さま、今度はあたし!」
「いいよ。さあ、おいで!」
うれしさのあまり、シッポをぴょんと立て、大きなネコのようにしなやかに体を寄せて来た。
ネコ属の特徴は、これなのよね。
ネコ属は、身体の骨がエルフなんかよりずっと多く、靭帯の柔軟性が高いので体が柔らかいのよね。
男どもが、フェリノディオ族やパンサニディオス族の女を恋人にしたり、妻にしたがるわけよ。
「がるるる...」
甘えた声でしなだれかかるアマラちゃんのプニっとした感じの唇にチューをする。
「ふぎゅるにゃ~ん...」
私が唇を合わせながら、アマラちゃんの唇を舌先でピチャピチャ舐めると、さらにしなだれかかった。
「ふぎゅるるる...」
170センチはありそうな体を、私に抱かれるような形で甘える。
チューを楽しみながら、アマラちゃんの豊かなおムネを揉む。
私の手におさまり切れないほど大きなおムネだ。
ボタンをクリクリとつまむと―
「ふぎゅるんっ」
光速より早く反応した?
ボタンはすぐに尖ったけど
ロニアちゃんみたいに、すぐにクターっとならなかった。
ふむ。
これは調教のし甲斐がある。
おムネをムニュムニュ揉まれ、ボタンを弄られると、
とても気持ちいいらしく、目を閉じて喘ぎ声を出し始めた。
もう片方のボタンを指で捻ったり、摘まんだりしながら、おムネを揉みしだく。
「ふぎゅる ふぎゅる...」
さすがに感じるらしく、目を瞑って気持ちよさそうにしている。
ボタンをジュルジュルと少し強く吸い、軽く甘噛みすると―
「ふぎゅるわあああ―――っ」
大きく叫んで、クターっとなっちゃった。
やれやれ、アマラちゃんも敏感なのね?
あっけにとられたような顔で見ているロニアちゃん。
彼女に私に背を向け、床に膝をついた姿勢で上半身をベッドに倒すように言う。
「?」
何で、そんな恰好をするのかわからず、
可愛く首を傾げ、後ろをふり返って私を見るエルフちゃん。
「子爵さま、あたしもします!」
若いだけに回復が早いアマラちゃんも、ロニアを見習って同じ姿勢になる。
「はずかしいわ...」
ロニアちゃんが、オシリを片手で隠しながら顔を赤くしてつぶやく。
「ねえ、子爵さま、あたしのオシリカッコいいでしょう?」
アマラちゃんは、堂々とおムネ並みに豊かな安産型のオシリを見せている。
何とも対照的な二人の輔祭ちゃんだ。
「ロニアさん。手を外してもっとオシリを後ろに突き出して!」
「え? そんな... 恥ずかしいです」
「白馬の王子さまが現れて、実際にチューをして、その後ムフフ...になったらどうすればいいか知りたくないの?」
「し、知りたいですっ!」
「あたしも!」
「じゃあ、手を外して、言われた通りにする!」
「はい...」
「はーい!」
後ろから見ると―
エルフっ子とパンサーディオ族っ子の“神聖な区域帯”が壮観だった!
いやいや、いつもは自分のは男に見られているけど、女の子のはまともに見たことないのよね。
鏡で自分のを見たことあるけどね。こんなものなのかぁって思っていた。
ヤーダマーの塔にいたころ、いっしょにお風呂に入った時に、たまビアのを見たり、ルナレイラお義姉さまのちらっと見たことあるけど、それぞれ個性的なんだなあって思っちゃった。
でも、お母さまやマイテさま、モナさまのなんか見たことなかったし。
魔王城の家族風呂では、アマンダさまやプリシルさまたち王妃のハダカはいつも見ているけど、誰も“神聖な区域帯”がバッチリ見えるようなハシタナイ恰好はしないし、魔王さまとお風呂であんな恰好やこんな格好で戯れている時は、みんな魔王さまに遠慮してジロジロ見ないしね。
女の子のに比べて、男の子のモノは、ちょくちょく見る機会があるじゃない?
カリブとは小っちゃいころからいっしょに暮らしたので、ほら、男の子って小さい頃は、よく裸でフリチンで走り回るとか、立ちションとかするでしょう? ジオン君のもよく見たし。
大人になってからは、魔王さまのとか、ドゥモレ男爵さまのとか、ブリュストン伯爵さまのとか- まあ、三つだけなんだけどね- 見たことあるけどね。
ロニアちゃんのは、こじんまりとした感じ。
私のは、魔王さまやドゥモレ男爵さまなどは、「かわいい形」って言ってくれたので、似ている感じ?
アマラちゃんのは、かなり存在感を感じさせる。ビアのをもう少し大人にしたような感じ。
いやいや、これは“神聖な区域帯”の品評会じゃない、私が元輔祭の娘たちを躾けるための特訓なのだ。
パシッ!
「痛っ!」
パシッ!
「痛いっ!?」
オシリに平手打ちを食らった二人が、おどろいて私をふり返った。




