第75章 アリシア子爵、調教師となる①
上司となる私が輔祭たちを家に泊めると知った時、彼女たちはすごく恐縮した。
「気にしなくてもいいのよ。子爵はあなたたちとあまり変わらない年だし、上司と言っても気さくな上司だから。それに、彼女は今、恋人と遠距離恋愛中で夜とか週末とかはヒマだから、魔都を紹介してくれるわよ?」
プリシルさまの説明で、ロニアちゃんたちは恐縮しながらも、私の申し出を受け入れた。
だけどね、プリシルさま。私が今は恋人とは今遠距離恋愛中でヒマを持て余しているって、それ私の個人的な情報教えすぎていません?
「すごい!」
「わぁ!大きな家!」
「なんて立派なお屋敷!」
「遠くからでも目立つ大きなギンコの木があるわ!」
「ステキ!」
「本当に、こんな大きなお家に泊まるの?」
馬車で屋敷に着いた時、輔祭の娘たちはすごく驚いた。
「玄関に二つ扉がある家は、初めて!」
「扉もエレファントディオ族が楽に入れる大きさね!」
「ここが貴賓室で控室が付いていて...」
「すごいわ。皇帝陛下もお迎えできるのね!」
「ここが大広間で、友人を招いて夕食会などをするところ...」
「すっごく大きいですね!」
「舞踏会が出来そう!」
「ここが客室、執事執務室、化粧室、応接室、それから廊下の端が喫煙室よ」
「すごい。執事室まであるんですね!」
「化粧室もあるっていいですね」
渡り廊下を通って別棟に移る。
「ここは見ての通りギャラリーで、この階段から二階へ上がることができるの」
「この彫像、すごいです!」
「この絵もいいわ」
「この甲冑、カッコいいです!」
ギャラリーにある置物や芸術品に目を輝かせる輔祭の娘たち。
「この別棟には、書斎、図書室、食堂のほかにあと数部屋あって...」
「図書室まであるんだ!」
「書斎もあるのね」
「食堂、広いですね!」
「地下一階には、メイド長室、執事の部屋、それに二つの厨房と食料倉庫、使用人用食堂、馬丁控室などがあるの」
「これだけの家ですから、メイド長さんも要るんですね」
「厨房も二つあるんだ!」
それから二階を案内した。
輔祭の娘たちが、もっとも関心をもったのは― 当然、彼女たちが泊まる部屋で、二人で一室にしたんだけど― それと私、子爵の部屋だった。
彼女たちが使う寝室はかなりの広さで、満足していたみたい。
私の部屋を見せると―
「室長さまのお部屋って、すごい!お部屋が三つあるんですね!」
「それに、このすっごく大きなベッド!私たち全員がみんな一緒に寝れそう」
「ねえ、室長。ベッドに少し座っていいですか?」
「うん。いいわよ。寝転んでもいいわよ」
「わ――い!」
「やわらかーい!」
「本当!ふかふか!」
「気持ちい~い!」
輔祭の娘たち6人が
うれしそうに巨大ベッドでごろごろしているのを見て
私は宣言した。
「みんな、いっしょにお風呂に入ろう!」
「え?」
「!」
「子爵さまと?」
「いっしょに?」
「お風呂?」
「それ... 室長としてのご命令なんですか?」
輔祭の中で、もっとも落ち着いた感じのマルレーヌさんが聞いた。
彼女はクルチバドール種族のカニスディオ族なので、性格は温厚でやさしい。
「そうよ。これは室長命令よ!」
マルレーヌさんが訊かなければ、私はこのかわいい輔祭の娘たちといっしょにお風呂に入れなかったかも知れないのだ。
「さあ、グズグズしてないで服を脱いで!」
「はい」
「はいっ」「はい」
「わかりました」「はい」「はい!」
輔祭の娘たちは、腰のあたりまである長い白いベールを外し、白いキャソックを脱いだ。
コルセットを外し、綿製の質素な白いシュミーズを脱ぎ、薄い布地のゆったりしたひざまであるドロワースを恥ずかしそうに脱いだ。
レイカちゃんは、セルヴィニディオス族特有のすらりとした体が美しい18歳。
ペーミンちゃんとミンタちゃんはカプリコルニディオス特有の小柄ですらっとした体だ。
マルレーヌちゃんは、上にも書いたようにラブラドール種族のカニスディオ族で18歳。
おっとりした性格と大きな身体同様、輔祭の娘たちの中では、もっとも大きいおムネとオシリの所有者だった。
アマラちゃんは、金髪のパンサーディオ族で、かなり豊かなボインボインしたおムネの持ち主。オシリもおムネと均衡がとれるような豊かさだ。下の金髪はボーボーの17歳。
そして、私が最初見た時から気に入ったロニアちゃんは色白で、エルフがすべてそうであるように胸は控えめだ。茶色の長い髪で、当然、下も同色だった。年齢はアマラちゃんと同じ17歳。
ちなみにアマラちゃんとは神学校でも仲が良かったみたいで親友同士だって。
「ロニアちゃん、オッパイ全然成長してないじゃん?」
ツンツンとロニアちゃんの控えめなおムネのピンクのボタンをつつく。
「きゃっ!やめて、アマラ!」
ロニアちゃん、すっごく感度敏感みたい。
「アマラこそ、なに、そのオッパイは?わたしの3倍以上あるじゃない?」
「うらやましい?うらやましいでしょ?」
「うらやましくなんかないわ!」
「ロニア...アマラ... 子爵さまの 下着を 見て...」
レイカちゃんの声に、みんなが私を見た。
「かわいい!」
「!」
「女の子らしいわ」
「すっごくかわいい!」
そう。
私は、『モンスタイル』製の、肌ざわりがすごくいい白のシルクのキャミソールと上品なピンク色でギャザー垂れが付いたブラとパンティをつけていた。
輔祭の娘たち- いや、もう輔祭ではないから、元輔祭の娘たちか- の羨望の眼差し。
西ローマ帝国の総本山にいたころは、輔祭の女性は全員白いキャソックに身を包み、腰のあたりまである長い白いベールを被り、質素な綿製の白いシュミーズとこれも質素なひざまである綿製のドロワースしか使ってなかったのだ。
だけど、みんな若い娘だ。出来ることなら、若い娘らしい下着を一度は着たいと思ったことがあるだろう。
「よし。室長から、あなたちへの就職祝いとお引越し祝いとして、明後日の第六曜日に魔都に連れて行って、これと同じような可愛い下着をお店で買ってあげるわ。ついでに若いあなたたちに似合う服もね!」
「えっ、本当ですか?」
「うれしい!」
「ステキ!」
「そんな。子爵さまに買っていただくなんて、恐縮です」
元輔祭の娘たちが目を輝かせる。
実は、私、プリシルさまから、わざわざ輔祭をやめて魔王国の情報総局・情報分析室に来たのだから、出来る限りの便宜を図るようにと言われ、金貨50枚を頂いていたの。
だから、自腹を切らなくても、彼女たちの服や下着などたくさん買えると言うわけ。
それでもって、彼女たちには感謝され、太っ腹な子爵さまと尊敬の目で見られるのだ。
これほどウフフなことがあろうか?
「では、全員に命じる。お風呂へ突撃――っ!」
「「「「「「は―――い!」」」」」」
六人とも元気よく返事をし、われ先にとバスルームに飛びこんだ。
シャワーの下で石鹸で泡だらけになって体を洗ったあとで広い浴槽に入ったんだけど、その時点で誰がもっとも敏感なのかがわかっちゃった。
お肌の敏感度を(後学のために?)順位別に記すと―
1位 ロニア・フォールン17歳
2位 アマラ・エボニー 17歳
3位 ミンタ・ジェンガス 16歳
4位 レイカ・アルデウ・ガルニエ 18歳
同 ペーミン・ガンガネッリ 17歳
同 マルレーヌ・アルフォ・アロイス 18歳
4位が多いが、それは、重要なのは1位から3位であって、あらゆる競技でも1位~3位は入賞者とされ、褒賞や栄誉を手にするが、4位以下がどうでもいいのと同じだ。
いや、元輔祭の娘たちに限っては、4位以下でも十分にかわいく、お風呂での感度から見ても誰も放しがたいので、どうでもいい娘たちじゃないんだけど、特記すべきはロニアちゃんの感度だった。
「ロニアさん、あなた敏感なのね」
お風呂の中で、彼女のおムネのボタンの周りをクルクルとなぞるようにすると
「ああん... 子爵さま、そこ とても ああん... こそばゆいです。それと、ロニアだけでいいです ああん...」
「じゃあ、ロニアちゃんと呼ぶわ」
「子爵さまぁ、じゃあ、あたしもアマラちゃんって呼んでくださぁい」
「いいわ。じゃあ、これから、ロニアちゃん、アマラちゃん、レイカちゃん、ペーミンちゃん、ミンタちゃん、マルレーヌちゃんって呼ぶわ」
「子爵さま、私のおっぱいも指でクルクルしてください」
「ん?いいよ、もっとこっちおいで」
「あたしのもしてください」
「ペーミンちゃんも、もっと近づいて」
「ああん、ロニアとアマラとペーミンだけ、やさしくしてもらうなんてズルい!」
「そうです、そうです」
「私も子爵さまから、やさしくしてもらいたいです!」
懇願された。
元輔祭たち6人全員から。
よし。覚悟を決めて、調教してあげるわ。
今まで、魔王さまやドゥモレ男爵さまや、ブリュストン伯爵さまから躾けられたことを、私が全部教えてあげるわ。
いや、ドゥモレ男爵さまやブリュストン伯爵さまからは、フツーに愛されたけどね。
魔王さまからは、ヘンな趣味に目覚めさせられて... 魔王さまに痛みと恥辱をあたえられ、従属を強いられ、それがどういうわけか、それを心地よく感じている私がいた。
だけど、ゲネンドル家の名誉のために、ここに明記しておくよ。
私の子や孫、それに子孫が、私がゲネンドルの家名を辱めたと思わないようにね。
私は、最初からこうだったわけじゃないよ。断じて!
あの日、魔王さまに平民である私が直訴したという罪で、手足を縛られ、ガバロス親衛隊によって魔王さまの部屋に連行され、魔王さまにおパンティを脱がされて、魔王さまの見ている前でオシッコをするハメになった。
あんな恥ずかしいことは、生まれて初めてだった。
しかし、それはまだ序の口だった。
そのあと、私はベッドに括りつけられ、オシリが真っ赤になるまで平手打ちをされ、わんわん大泣きをした。
それは、魔王さまの平手打ちが痛かったからじゃあない。
そりゃ痛くないと言えばウソになるけど、切断の刑か、串刺しの刑をという極刑を覚悟していた私に、魔王さまは、「オシリへの平手打ちが、“魔王へ直訴した罪”だ」とおっしゃったからなの。
死刑にならなかったという安心感から大泣きしてしまったというわけ。
泣き止まない私に困った魔王さまは、魔王さまは大きな部屋の窓際にある立派なお風呂にいれてくれて、やさしく洗ってくれ、キスまでしてくれた。
あ~… なんてステキな思い出。
キスもしてくれた。
私にとっては、初めてのキスだった。本当に幸せだった。
お風呂の中でイチャイチャし、おムネを揉まれたり、ボタンを弄られたり、アソコをさわられたり、アソコを弄られたり...
私は、体がとろけるようになり、このまま魔王さまにショジョを捧げてもいいとまで思ったくらいだった。
だけど、落ちぶれたとは言え、私は元ブレストピア国の王女。結婚もしないのに、そういうズルズルの関係になることは絶対に避けなければならないと思って、また近いうちに魔王さまに可愛がってもらえることを願ってお暇しようと思った。
ところが―
想像もしなかったことが起きたの。
「そのまま返すわけにはいかん」と魔王さまはおっしゃられ、
魔王に直訴をした罪により厳罰に処されたと言う者が、何もされずに解放されたと言うことはあってはならないと言って...
後ろ手で手枷(皮ベルトの輪が15センチほどの鎖で繋がっているモノ)をはめられ、せっかく着たばかりのショートパンツとタイツをまた脱がされ、可愛いネコちゃんがプリントされたおパンティをまた脱がされて...
巨大ベッドのそばにひざまずいてオシリを突き出す恥ずかしい恰好を姿勢をさせられ―
ビュンっ
バシッ!
突然、何か風を切るような音がしたと思ったら、オシリに鋭い痛みが走った。
魔王さまが、数本の細い皮紐みたいなのがついた鞭で私を鞭打ったのだった。
ビュンっ バシッ!
「痛っ!」
ビュンっ バシッ!
「やめて!」
ビュンっ バシッ!
「やめてください!」
あまりの痛さに止めるように言ったけど、魔王さまは止めてくれず、魔王さまの目は- オシリではなく、どこか遠くを見る目つきで―
そして... その唇の端からは...
ヨダレが垂れていた!
しばし鞭で打ったあとで―
今度は、一本の黒い皮紐しかついてないムチに換えたの。
ムチの先端は平べったくなっていて、馬や牛に使うムチみたいなヤツね。
そして、魔王さまは私の両足首に足枷をはめると両側からロープで引っ張って足を開かせると―
狙い定めてムチをふるったの。
ビュンっ バシッ!
「痛っ!」
もっとも敏感なトコロに当たり、あまりの痛さに涙が出たわ。
魔王さまは、的確に私の“神聖な区域帯”をムチ打ったの!
悲鳴が出て当然よ。
ビュンっ ビシッ!
「ギャアっ!」
ビュンっ ビシッ!
「もう止めてっ!」
何も、そんなに生々しい描写をしなくてもいいって?
いや、これは、あの日の日記を書き写しているだけで、その方が楽だし、臨場感を感じるでしょ?
“神聖な区域帯”へのムチ打ちは、やはり場所が場所だけに数回で終わった。
やれやれ ホッとしたわ。
これで終わりね、と思ったら
今度は仰向きにされ、上衣とブラを剥がされて...
ムネをムチ打たれた。
正確には、おムネのボタンを(汗)。
ボタンって、すっごく感度がいいのよね。
その超高感度のボタンを、魔王さまは黒い皮紐のムチで打つの。
右ボタン、左ボタンと交互に、的確に!
マルレーヌは、ラブラドールのような大柄のカニスディオ族です。ラブラドールは、ポルトガル語のlavradorが原語 なので、lavradorと同義語のcultivadorをマルレーヌの種族名にしました。おとなしくて温厚、大きな体格が特徴の元輔祭の娘という設定です。




