流星群の夜に想う
夢見ることない人生なんて
三文の値打ちもなさそうな
それならせめて
三文くらいはする
お話書きたいなあ
どうかお願い、流れ星
みる人なしの二束三文
せめてお星の二つ三つ
優しい言葉のひとことふたこと
どうかお願い、あなたさま
※とあるマンガを読み
その冒頭のセリフから
なんとなく書いてみた
マンガはこれ
『木造迷宮』アサミ・マート
元教員だった三文小説家のおっさんと
よくできた女中さんのお話
かっぽう着、和服に下駄
大正か昭和の始めな風情
ほのぼのとノスタルジック
作者がハゲとかでべそかもしれないなんて
考えちゃいけない
蓮の花は汚泥の中から
美しく清らかに咲くのです