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六等星

作者: 西川 新

太陽になりたかった


誰よりも輝くあの惑星に


月になりたかった


自らは輝けないけど誰よりも美しい光を放つあの惑星に


一等星になりたかった


どの星よりも輝く星に



誰にも見つけてもらえなかったんだね


周りの光に埋もれちゃって


君の光は誰にも見つけてもらえなかった


夜空の黒いところを誰も見ようとはしなかった


君の光は少し優しすぎるんだね


みんなの目には届かなかったみたいだ


一等星に囲まれて輝くのに少し億劫になってしまったんだね


大丈夫 私は気付いたよ


君の愛おしい光に


周りの光が強すぎて


君の光が少し目立たないだけ


大丈夫 気付く人はいるから


だから輝くことは辞めないで



太陽になりたい気持ちも月になりたい気持ちも


一等星になりたい気持ちもよくわかる


みんなに気付いてほしいよね


自分の光に気づいてほしいもんね


周りの光が強すぎて忘れちゃうかもだけど


君は輝いてないわけじゃないんだよ


一等星じゃなくても君は輝いてるよ


夜空の黒いところを見る人もいる


月の黒いところを見る人がいるように


君の輝きに気付く人はいる


君の輝きに心打たれる人はいる


君は決して存在しないわけじゃない


夜空の黒いところに君はいる


それは誰にも見られてないわけじゃない


君を光を見てる人は近くにいるからね

光の強さとか明るさを比較するんじゃなくて、大切なのは輝いてる事実だと思うのです(*´∇`*)

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― 新着の感想 ―
[良い点] ほんのり、優しく輝く光が大好きです。 素敵な詩をありがとうございます(*^^*)
2022/04/02 20:22 退会済み
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