13’.モウ
私は魔物。
ある日、大きな魔物にいたぶられ殺されそうになっていた。
その魔物に私が勝てるはずもなく、倒されるしかない。
そんな時、人間が現れた。
小さな人間。
その人間が手を払うと大きな魔物の首が落ちた。
私にとっては殺される相手が変わっただけ。
私は死ぬのだろうな……。
私は目を瞑った。
しかし小さな人間は私の傍に来ると、私に手をかざした。
大きな魔物に傷つけられた傷がみるみる治る。
「※※、※※※※」
私の体を叩くと小さな人間は笑った。
そして、
「※※※※※※※※※※?
※※※※※※。
※※※※※※※※※※※※」
死ぬはずだった私を助けた、強く優しい者からの懇願。
私はこの小さな人間が好きになった。
それと同時に私の乳が張る。
そんな私の乳を見て笑う小さな人間を見てうれしくなった。
「※※※ジャージー※※※※。
※※※※※※?」
小さな人間が言う。
名前について聞いているのだろう。
私はは大きく頷く。
すると私の名前はジャージーになった。
小さな人間は何かを取り出し、私の乳房を拭くと乳を搾る。
えっ、何?
小さな人間の魔力が私の乳房を刺激して!
きもちいい!
私は気持ちよさに目を細めてしまう。
なぜか涙が出そうになった。
小さな人間は私の乳を飲むと満足そうだ。
そして、あの人型で雌の魔物が私の乳を飲み、何か私を見て褒めていた。
小さな人間に出した乳なのに……。
しばらく見ていると、人型の雌が小さな人間から離れた。
今しかない。
私は小さな人間が眠るところに入って行った。
私は横になる。
狭いが足を出せば問題ない。
小さな人間の撫でを堪能する
何なのだコレは……。
あまりの気持良さで私は寝てしまった。
目を覚ますと、小さな人間は人型の雌の傍にいる。
私は小さな人間の傍に行き、再び寝始めた。
仲のいい声が聞こえる。
私は気になった。
わざと小さな人間と魔物の雌の間に割り込む。
小さな人間は、私を指差し「ジャージー」と言う。
「※※※※!」
魔物の雌が何か言うが、私は無視をして眠るのだった。
次の日も小さな人間は私の乳を搾る。
快感を感じる至福の時
そして小さな人間が
嬉しそうに笑う。
私は私の乳が誇らしくなり、嬉しく思うのだった。
私は小さな人間と魔物の雌と共に大きな檻の中に入り、小さな人間の家に行った。
「※※※※――」
小さな人間が玄関で声を出すと、人間の雌が現れる。
仲がいい。
「※※※。
※※※※※?」
人間の雌が明るい顔。
「※※!
※※※※※※※※※※」
小さな人間は何かを言うと私を指差した。
そして、小さな人間と人間の雌、魔物の雌が会話を続ける。
小さな人間と魔物の雌が抱き合うと、何かイラっとした。
私が悔しくて
「モウ」
と言いうと、小さな人間と魔物のメスは離れる。
「※※、※※※」
小さな人間に導かれ、大きな魔物の横に繋がれる。
私は一人になった。
毎朝、私は小さな人間に乳を絞られる。
でも快感と共に、小さな人間に役に立つ事に誇りを感じる私が居た。
読んでいただきありがとうございます。




