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青空に手紙を  作者: 立花優月
3/3

とある男子生徒の心情






俺は自分でいうのもなんだが、人気者だと思う。





周りがそう言ってくれるからそう思えるんだろう。





恵まれた体格と顔立ち、優しく女子にも紳士な対応。世間一般で言うところのイケメンボイス。


告白なんて数知れず。

付き合った人数なんて星の数。





まあ付き合ったっていっても、ちょっとショッピングモールに、とか、一緒に映画、くらいだけど。





ただ、それは表面上の俺。




本当の俺は不器用で引っ込み思案で女子と話すのも結構キツい。


この顔も飽き飽きしてきたくらいだ。







何度本当の自分を出そうとしても結局、周囲の信頼が気になって出せなかった。





もう無理なんだ。


本当の自分なんて出せっこないんだ。








…………………………






今日もイケメンを装って生きていく。





「ねえ、今日の放課後カフェに行こう!」




「明日は私と映画、ねっ!」




「いつもかっこいい貴方をずっと見てました!」







今日も明日も明後日も。







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