日間ランキングとポイント注視しているあなたへ
『日間総合ランキング 1000ポイント』
一日のポイントが1000に届けば、ほぼ確実に総合一位に載ります。
端末、およそ100台分。
ジャンル別に把握するといいです。
人気がないジャンルだと強豪も少ない。
40―80PTくらいでジャンル一位取れるでしょう。
それだけで脚光に当たる機会が、爆発的に増えます。
もう一度いいますが、一位がどれだけアクセス数を獲得できるか、
把握してみてください。
そして、どんな人がみているのか、認識してください。
ランキング作品を見て評価する方は、ほとんど『読み専』です。
大体の方が裏事情を知らず、なろうのサイトに訪れては、
ランキングをポチっとクリックし、『トップ』の作品しか
みていかない方々です。
学校や仕事から帰ってきて、ほんの僅かな時間しかないのですから、
なろうで一番、面白い作品を見たいのはあたりまえです。
いつもあなたの作品をみるのは、自分の作品を作る時間を割いて、
連載新着一覧から、わざわざあなたの作品をみてくれる
同じ作者の方です。
事情を何も知らない人たちは、ランキングしか読みません。
評価基準、作者さんたちに比べ、かなり甘いです。
面白い面白くないに関わらず、ポイント馬鹿みたいに入ります。
何故なら読んでいる人は――
『この作品が一番なろうで今人気なんだ』
と思っていますから。
――少しだけ脱線します。
「なんでこんなのがランク上位にいるの?」
色々な作品を見て、目が肥えたあなたには、理解し難いと思います。
大体がライトノベルではなく、純文学寄りの作者さんです。
異世界、チート、ハーレム。
それが受け付けられない、嫌いな方もいらっしゃるでしょう。
ですが、そういうのを読者さんは求めているのです。
流行っている、流行ったものから抜け出せない……。
ライトノベルだから、疲れず見れる作品がいい。
そんなものもあると思います。
「駄目だ……俺のDNAが拒絶反応を起こしている……」
作品を作る作者も、その影響を受けます。
だってそれしか、流行らず、脚光を浴びないのですから。
そのキーワードの作品以外、見向きもされないんですから。
「……だが、俺はプロになりたくて、なろうに登録したんだ!!」
ならば――郷に入れば郷に従え――。
量産、量産、量産、大量量産。
だから本来の自分の作風を捨て、
たくさんの劣化コピーが生まれたのが現状です。
本当は、粘土で車しか作れないくせに、
人気でないと嫌だから、無理やり飛行機の形に変えた。
――それが、評価されると信じて。
『日間総合ランキング』
ここが、ランキング上位を目指し、
その人気ワードで武装しながら切磋琢磨している方々の――
評価されたいと思い、空を見てしまった方々の主戦場です。
――挑戦する方は、二つの障害にぶち当たります。
まずひとつは、古株の人気作家さんの壁。
読者さんがついていますので、常にポイントは入ってきます。
安定期ですね。
ですが実力さえあれば、越える事は可能でしょう。
一歩一歩、レベルアップしていくしかありません。
その中でも、たった1~2万文字程度で書籍化された
方や、数十万文字書いている人気のある作家さんを押し退け、
上位に食い込む『例外』が存在します。
実力でのし上がったものも、もちろんあります。
読んでいて面白いものも、たしかにあるでしょう。
ですが面白くないものも、正直たくさんあります。
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幻想端末
自らの分身を生み出し、ナロウ電脳データ情報を
改ざんする禁断の技。
分身の数は所持端末数に比例、
もしくは異世界と交信し呼び出した召喚獣の数に依存。
ユーザー固有スキルではなく、
実はけっこうな数の使い手が存在――。
上位の電脳パケット情報改ざんスキルも存在するが、
現実世界K殺によって封印されている。
≪初期ブースト≫で上位ランクまで自己バフに使うのが最も効果的。
あとは勝手にレベルがあがる。
幻想世界の秩序と法則を変えない限り、阻止する事はできない。
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大抵がこれの使い手です。
ポイントを不正に稼いで、ランキングに居座っている事が
問題ではありません。
そんなものは、道端の牛の糞だとでも思えばいいのです。
裏事情わかっている方は、大抵そうします。
ですが、心のどこかで納得しながらも……
牛の糞でできた『ポイント』と『評価』に強い嫉妬や
羨望を感じて、ウンコを注視し、離れられなくなってしまう
ア〇レちゃんみたいな方もいらっしゃいます。
それがたった12PT差でも、数千倍の差でも。
――ポイントはある意味、『呪い』です。
たった2PT違うだけで、強い嫉妬を感じる方もいます。
劣等感を感じるからです。
『いまの私のポイント……彼、彼女の今日のポイント』
一度その事を気にし出すと、作品に集中できなくなります。
誤字脱字はもちろんの事、人気出したい為に本来あるプロットを
変えたり、いきなりハーレム用の増加要員をぶち込んでみたり……。
もう、粘土の形はめちゃくちゃです。
自分でもなにを作っているのか、わからなくなります。
「マジでこのサイト……糞だわ」
「ポイント全然はいらない……もう駄目だ」
そして彼らは、崖から脚を踏み外して谷底に落ちます。
――死因は、ウンコをみたからです。
あなたは、ウンコに殺られたのです。
日間ランキングをみて、絶望したり、
低評価で悩み、筆を折ろうと考えたあなたへ。
――ポイントの事ばっか考えている、あなた。
私は、この『小説家になろう』において、
このポイント制は原動力となり、
大きく意欲を削ぐ諸刃の刃と考えます。
「あーあ……今日も0PTだった……」
そこに『機械』で操作した不正なポイントが加わるとなれば、
もう何を信じていいのか、わからなくなるでしょう。
でも、その人の評価……ポイントはあなたのものではありません。
いくらみても、自分を貶めるだけです。
いくら見ても、あなたのポイントにはなりません。
「……俺も、不正やろうかな。みんなやっているし」
――ずっとウンコばかり眺めている、馬鹿なあなたへ。
『他者と見比べる前に、自分が獲得した本物の2PTの重みを知れ!!』