猫の気持ち
小説とは、違うかもね(´ー`)
僕は、産まれて2ヶ月後に飼い主さんのお家に貰われた。
飼い主さんは、アパートというとこに住んでいて、お部屋は、とてもキレイであまりにも広くて興奮して走り回った。
そんな僕に飼い主さんは、
「kiki」と名前を付けてくれた。ご主人は、仕事がいつも終わるのが遅く不安な気持ちがたくさんあるけど、帰ってくるといつも、お気に入りのオモチャで遊んでくれたり、お外に散歩まで一緒にきてくれる。
そんな飼い主さんが僕は、大好きだ。
あれは、真夏の事。
事件が起きました。
飼い主さんのとこに来て一年がたち、僕は、一人でお外にいきたくて、前足で爪を立てドアをカリカリした。
飼い主さんは、仕方なくドアを開けてくれた。そんなに長い時間では、ないけれど、いつも飼い主さんと散歩してる道をなんとなく歩いてみた。
お家から、かなり離れたせいだろうか、道に迷ってしまって、お家にかえれなくなってしまった…………
すごくお腹が空いて、喉がカラカラで………
その日は、やけに暑くいつもお家からみてる、感じとは、全く違う景色ばかり………
怖いよ…………
他の猫がたくさんいて、近づくと追いかけられて、泥だけになって、走り回っていた。飼い主さんに会いたいよ…
ふと歩いていると、見たことあるようなとこについた。
飼い主さんの住んでいるアパートだった。
僕は、一生懸命階段を走って登っていった。
階段を登る途中小さな子供がたくさんいた。
すると、突然石を投げて、僕の頭に当たった………
痛い!と思った瞬間怖くて走って逃げ出した。
気付いたらご主人のアパートとは、また離れてしまい道に迷ってしまった。
道に迷って10日が過ぎ偶然にも飼い主さんのアパートにまた着いた。
あの時の恐怖があるけど、どうしてもまた飼い主んに会いたい……
無我夢中で階段を登っていった。
飼い主さんの部屋の近くまで、来た時だろうか、足音が聞こえる。
目の前に飼い主さんが現れた。
が……………
本当に僕の飼い主さん?僕は、知らず知らずの間に人間が信用できなくなっていた。
僕は、すごく会いたい飼い主さんが目の前にいるのに、恐い気持ちが強く思いっきり逃げた。
すると、逃げる途中に飼い主さんに捕まえられた。
僕は、怖くて凄く暴れた。
この時僕は、10日もご飯食べてないせいだろう、体重が半分以下になっていた。
力は、もちろん入らない。
けど、石を投げられたショックのせいか、恐怖が僕の体をむしばむ。
飼い主さんの手は、傷だらけになっていたけど、飼い主さんは、僕を力いっぱい抱き締めてくれていた。
そんな飼い主さんの優しい気持ちのせいだろうか、僕も暴れるのが落ち着いていた。
飼い主さんのお部屋に行き体を綺麗にしてもらい、また何時ものように、遊んでくれた。もうどこにもいかないよ!
ごめんね………
ずっと一緒にまたいようね!!