表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/53

53話 忍者スパイ

「それから、銀髪時々黒髪の女子、津賀碁つがご翡翠ひすいさんだが」

「髪型天気予報かよ」

「驚くなよ? 俺の見立てでは、彼女は有名Vtuberだ」

「は?」

「明らかに訓練された発声、ダンスしていたと思われる筋肉の付き方。地下アイドルの可能性も考えたが矛盾する箇所が数個ほど」


ぐいっ。

俺は誰かに襟首を掴まれた。


「紐之さぁ〜ん?」


ぐっ!?

黒髪巨乳ギャルの上井さん!


「やはりスパイだなテメー!」

「この人借りま〜す」

「はいよ〜」

「くそ! 誰も信じてくれない! 俺だけが真実を知っているのに!」

「酔っ払うのはいいが、後輩に迷惑かけるなよー」


俺は上井さんにトイレ近くに連れ出された。



◇ ◇ ◇ ◇



「で、何か用か? スパイの上井さん」

「いつから気づいたの?」

「いや、そんな目をして、そんなもの隠し持って、これでスパイでなくて何者だよ」


ナイフ、怪しい機械、レンチ、自白剤など薬多数。

こんなもん、普通の社会人は持ち歩かないっての。


「仕方ないなぁ」


キピン。

魔法を弾いた。

【魅了術】?

色仕掛けの魔法か。


「あれ? 効かない」


俺は全自動ガードの魔法を纏っている。


『スパイというより、忍者ですね。

最近稼いでいる、クータ様の属している会社の情報を抜き取る目的のようです』


スパイじゃねーか、同じだろ。

しかし、彼女からはリンやユウネが見えてない。


いや、見える方がおかしいんだがな。

鈴木さんと、あの髪の毛のややこしい新人が見えるので、見えていることが珍しく思えなかったが。一般人には、見えないのが普通なのだ。


「じゃあ、ちょっと薬で廃人になってもらおうかな〜。アルコールに脳がやられたことにしようか〜」

「調子に乗らないでください、このアバズレが」


ユウネがキレて姿を現し、恐ろしく速い手刀で上井さんを気絶させた。

どうするんだ、これ。


『ちょうど同僚さんが持ち帰りしたがっていたので、彼に預けましょう』


ユウネは再び透明化した。

よし、同僚よ。持ち帰りするのだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ