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ちょっとまって神さま
短いですけど。
ぼわわーん、という声を認識すると、その声は
「ちょっと待ってな」
と言った。
関西弁で。
「どないかしてわかりやすう伝えたいねん。せやから、これをこう!こう!」
ぼふん!ばふん!音がしてまた周りに物が増えた。次は化粧品とアクセサリーが柔らかそうなクッションに載って現れた。
ドゴーン!
ハッとして振り向くと包丁やら大砲やらの山が!
「ちゃうちゃう!」
……消えた。
「間違えてん。ここにあってもしゃあないやろ」
なんとなくわかってきたけど、言葉通りあれはあっても仕方がない。使い道、無いし。
「リカちゃん、あんなあ、あんた死んでん」
「あ、はい」
返事をしてしまう。
「それで、まぁ、声しか届けられへんねんけど、この声は神さまなわけ」
「神さま」
オウム返しは頭悪そうと思うけど、他にいえることが無い。
「可哀そうになー。まだ14やろ」
「そうですね」




