♥ フィールド 18 / テイム・モンスター 7
玄武
『{ ──セロフィート、ティッキーゴイスの飼い主だが、本当にベッドの中で寝てるのか? }』
セロフィート
『{ まさか。
ベッドの中で寝てる訳ないです。
城下町の中を逃げ回ってます。
ふふふ♪ }』
玄武
『{ エノに話したのは嘘と言う訳か }』
セロフィート
『{ 全てが嘘ではないです。
明日の日の出前に蜘蛛の姿で死ぬとゲームセットです。
自室のベッドの中へ転移するようにしてします。
日の出を迎えれば元の姿に戻るようにしました }』
玄武
『{ 死にはしないのか… }』
セロフィート
『{ あんな彼ですが、彼を必要としているテイム・モンスターが3体も居ますし。
テイム・モンスターには飼い主が必要です。
其が例え、どんなに最低な飼い主でもです。
彼に使役しているテイム・モンスターが居なければ、ゲームオーバーにして蜘蛛の姿のまま人生を終わらせてました }』
玄武
『{ 使役してるテイム・モンスターに助けられたか。
悪運の良い奴だ }』
セロフィート
『{ ワタシも鬼ではないですし。
罪の無いテイム・モンスターから飼い主を奪うのは心が痛みます }』
玄武
『{ 良く言えるものだな }』
セロフィート
『{ ふふふ♪ }』
エノ
「 あぁ〜〜〜、また2人でコソコソ話してる!! 」
ニュイ
「 ニュー? 」
エノ
「 ──もう、何の話してたの?
まさか、私に言えないような内緒話じゃないよね? 」
セロフィート
『 安心してください。
エノにも話せる内容です 』
玄武
『 話すのか? 』
セロフィート
『 大事な事ですし 』
エノ
「 大事な事ぉ??
いいわ、聞かせて! 』
セロフィート
『 はいはい。
玄武さんと話していたのは、ニュイさんに関係する事です 』
エノ
「 ニュイちゃんの事?
ニュイちゃんがどうかしたの? 」
セロフィート
『 式神になった事で判明した事があります。
ニュイさんは一般的なスライムが突然変異をして誕生した珍種のバブルスライムです 』
エノ
「 バブルスライム??
一般的なスライムと何か違うの? 」
セロフィート
『 一般的なスライムに比べて、知能が高いです。
賢いので理解力も優れてます。
生命力,防御力,耐久力が高く、状態変化には耐性があります 』
エノ
「 其って凄いの? 」
玄武
『 一般的なスライムをLV1で例えるなら、バブルスライムのLVは40ぐらいだな 』
エノ
「 よ…40っ?!
そんなに?!
めちゃんこ強いじゃないの!
──ニュイちゃんは凄いスライムだったのね 」
ニュイ
「 ニュ〜? 」
セロフィート
『 彼はニュイさんがバブルスライムだと知らず──、知ろうとせずに “ スライム ” というだけでニュイさんを馬鹿にして、軽視し、偏見を持ち、誤った認識で判断をしてました。
スライムを見る目が無かった残念な飼い主でしたし、使役士としても明らかに勉強不足でした 』
エノ
「 ………………私も使役士の勉強しないと駄目かな? 」
玄武
『 必要無い。
エノにはワタシとセロフィートが居るからな 』
エノ
「 そ…そう? 」
勉強は苦手だから、勉強しなくて良いなら助かるかも!
玄武
『 式神になったニュイにはLVが無くなる。
ニュイが倒して得た怪物の経験値は、丸々エノの経験値になる。
今迄以上にLV上げが楽になるぞ 』
エノ
「 本当?!
LV上げが楽になるのは嬉しい(////)
じゃあ、早速LV上げを──。
あっ、そうだ!
ねぇ、セロ,玄武──、ニュイちゃんは〈 えみゅ〜る 〉のパーティーメンバーにならないなか? 」
玄武
『 テイム・モンスターは数に入らないだろう 』
セロフィート
『 一応、冒険者ギルドで確認しましょう 』
エノ
「 そうね! 」
玄武
『 冒険者ギルドへ行くか? 』
エノ
「 ニュイちゃんが入ってくれたから、LV上げする!
どうせなら、LV10迄上げたいの 」
玄武
『 強気に出たな 』
エノ
「 でもさ、LV10になったら、ランクの低い依頼を受けても楽々じゃない? 」
玄武
『 だと良いがな 』
エノ
「 え〜〜〜…… 」
セロフィート
『 ふふふ。
序でにニュイさんの使える技を確認しましょう 』
エノ
「 そうね 」
ニュイ
「 ニュー 」




